原文入力:2012/01/08 20:45(845字)
チョン・ナムグ記者
購買量上位10位 政治家 明らかに
与党実力者、大臣など‘特別待遇’
放射能大量流出事故を起こした日本、福島第1原子力発電所の運営会社である東京電力総務部は、毎年管内の国会議員100人余りが関与する団体や学習会のパーティー券(行事参加券) 5000万円(約7億5000万ウォン)相当を購入してきた。 大部分は政治資金収支報告書に記載義務が免除される20万円以内で一度だけを買っていたが、経済産業省大臣出身や党の実力者には数回ずつパーティー券を買い協力企業等にまで別途購買を要請していた。
<朝日新聞>は8日、東京電力がパーティー券をたくさん購入した上位議員10人の名簿を公開した。 自民党出身では麻生太郎前総理、石破茂前政策調整会長、石原伸晃 現幹事長、甘利 明(7~8代経済産業相),大島理森(9選)議員など5人が含まれた。 この他に自民党出身の与謝野馨(無所属・10選)議員と平沼赳夫立ち上がれ日本代表が順位に入った。
現執権民主党では仙谷由人 前官房長官と枝野幸男 現経済産業相、小沢一郎前代表が含まれた。 <朝日新聞>は「東京電力が民主党議員には距離をおいてきたが、3人は影響力を考慮して他の議員より購買額を多くした」と報道した。
団体や学習会行事では軽い茶菓が提供されるが、参加費が1人当り2万円ほどだ。行事を行って残った費用は政治資金として使われる。 <朝日新聞>は福島原子力発電所事故前は議員秘書が東京電力側に当然だと言わんばかりにパーティー券を買ってくれと要求するケースが多かったが、事故後には関係を隠そうとするようにほとんど途絶えたと付け加えた。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳J.S