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日本の情報機関は兆候を掴んでいた

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/511313.html

原文入力:2011/12/21 21:21(843字)
チョン・ナムグ記者


‘内閣情報調査室’発表日午前に総理室に報告
総理は報告を受けても執務室を離れ…総連も‘推察’


  日本政府の情報分析機関と在日本朝鮮人総連合会(総連)は北韓が特別放送をした前例を分析して、19日正午の特別放送が金正日国防委員長の死亡事実を発表することもありうると当日午前に察していたことが明らかになった。

  <共同通信>は21日、精通した消息筋を引用して日本の内閣情報調査室が19日午前10時8分頃「北韓が1994年の金日成主席死亡以来初めて‘特別放送’をするだろう」と総理室および関係部署に報告したと報道した。 これは北韓の特別放送が金正日国防委員長の死亡を知らせることもありうることを暗示したものだ。 内閣情報調査室はこれを補強するために10時39分、北韓が過去に放送した特別放送と重大放送の内容を盛り込んだ目録を総理室に伝達した。 日本では野田総理がこういう報告を受けても当日正午に東京都内で開く予定だった街頭演説のために執務室を離れ、放送を聞いて戻ってきたことに対して野党の批判が出ている。


  総連も19日午前、北韓から昼12時にテレビ放送を通じた重大発表があるという通知を受けて、金正日委員長の死亡の便りが出てくることもありうると判断したことが知られた。総連のある関係者は「中央本部が前例を綿密に検討した結果、1994年金日成主席逝去の時も同じ方式の通知と発表があったということを確認した」とし「そのために非常に緊張していた」と話した。 総連が北韓の発表3時間後に追悼式をはじめとする日本での葬儀関連日程を迅速に確定し明らかにしたことはこのような予測があったためと見られる。


東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr


原文: 訳J.S