原文入力:2009-03-08午後11:19:01
分割払い手数料 10.9~19.5%…学資金貸し出しの2倍
学生・父母 負担かえって増大 “無利子拡大しなければ”
←‘延世教育共同行動’所属の一学生が去る6日、延世大正門前で‘カード無利子納付制’実施と‘登録料分割納付制拡大’を要求して手立て札示威を行っている。
延世大在学生キム・某(20・食品栄養学2)氏は今回の学期登録料をクレジットカード分割払いで払うつもりだった。高校3学年になる弟(妹)の私教育費負担が大きくなり、家庭の経済状態から400万ウォンを越える自分の登録料を一度に払うことが難しくなったためだ。だが最近カード分割払い利率が年20%に達するという事実を知り苦悶に陥った。キム氏は「暮らしむきが苦しくて分納するというのに、学資金貸し出しより2倍以上高い利子を払わせるとはどういうことか」と話した。
最近大学が登録料負担を緩和するとして‘カード納付制’を導入しているが、高い分割払い利子のために実質的に役に立たないという指摘が出ている。
延世大は今年1学期から主取引銀行であるウリ銀行と提携し登録料カード収納制を導入した。ウリ銀行カードで決済をすれば最長6ヶ月まで登録料を分納することができる。しかし分納すれば分割払い期間により最低で年10.9%から最高年19.5%の利子を払わなければならない。例えば一学期の登録料が420万ウォンである場合、2ヶ月分割決済では5万7千ウォン、6ヶ月分割払いなら23万8千ウォンの利子を払わなければならない。学資金貸し出しの利子負担は2ヶ月償還なら3万9千ウォン、6ヶ月ならば8万9千ウォン程だ。
カードで登録料を払う学生たちの利子負担は大きくなったが、学校側の追加負担は全くない。延世大財務処関係者は「学校が負担する手数料率1.5%は学校発展基金名目でウリ銀行から寄付金形式で返してもらうことで約定を結んだ」と話した。
他の大学らの事情も同じだ。パク・ポファン ハンナラ党議員室が分析した資料によれば、登録料カード納付制を施行中の大学(2008年基準)は全国396大学中59大学(14.9%)だ。この内、無利子や通常より低い利率を適用したところは全北大など4ヶ所だけだ。
学生たちは登録料負担を実際に減らそうとするなら、無利子カード納付と分割納付制を拡大しなければなければならないと口をそろえた。カード納付の時に‘6ヶ月無利子’を適用している全北大は「取引銀行との独占提携方式なので銀行側も顧客確保という利点があるので無利子恩恵が可能なように協議した」と話した。
延世大在学生イ・ホヨン(23・行政学4)氏は「現行の分割納付制は通常登録時期に半分を払い4月初めに残りを払うが、学校側が分割納付回数と期間をもっと増やせば良い」として「大学らが金融費用負担を理由に分割納付拡大を敬遠している」と話した。 キム・ミンギョン記者salmat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/342917.html 訳J.S