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韓進重工業、交渉再開 1日で衝突…

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/500492.html

原文入力:2011/10/12 21:11(1039字)
キム・グァンス記者、チェ・ヒョンジュン記者


"国会勧告案を受け入れるかだけを決めなさい" 交渉 持ち越し
労組側 "チョ・ナモ会長 事態解決の真正性に疑問"


チョ・ナモ韓進重工業会長とパク・サンチョル全国金属労働組合委員長の11日の出会いを契機に再開された韓進重工業労使交渉が最初から難関にぶつかった。

双方3人からなる労使交渉チームはチョ会長とパク委員長が交渉に積極的に臨むことに合意した11日夜10時頃から1時間、釜山韓進重工業影島造船所会議室で交渉を行った後、12日午前に交渉を再開する予定だったが交渉は行われなかった。会社側が12日で280日目を迎える影島造船所船舶クレーンで籠城中のキム・ジンスク(51)全国民主労働組合総連盟釜山本部指導委員が先に船舶クレーンから降り、14日に予定された労組委員長(金属労組韓進重工業支会長)選挙が終われば交渉しようと要求したためだ。また、会社側は11日夜の交渉で労組に対し「国会環境労働委員会勧告案を受け入れるか否かだけを決めなさい」と通知した。


2回目の交渉から衝突するや‘整理解雇者94人を1年内に再雇用すること’を骨格とした勧告案を作った国会環境労働委員会与野党幹事のハンナラ党イ・ボムグァン議員と民主党ホン・ヨンピョ議員が急遽 釜山韓進重工業に行き会社側を説得している。


金属労組側はあきれて言葉もでないという反応だ。前日チョ会長とパク委員長が積極的に交渉しようと合意し、労組実務交渉チーム3人を急いで釜山に送ったが、イ・ジェヨン韓進重工業社長など会社側交渉チームが事実上交渉をしないという態度を見せているということだ。


金属労組は12日 報道資料を出し「韓進重工業はこれ以上会長と社長が互いに異なる意見と態度を見せるのではなく、国会環境労働委勧告案受け入れに対してチョ会長が直接労使合意で確約しなさい」と促した。金属労組関係者は「チョ会長の真正性が疑われる」として「労使交渉が活発になされれば会社が支持する労組委員長候補が不利になることもあると判断し、交渉を後回しにしようとしているようだ」と話した。 釜山/キム・グァンス記者、チェ・ヒョンジュン記者 kskim@hani.co.kr


原文: 訳J.S