原文入力:2011/10/12 22:49(919字)
キム・ヨンファン記者
仁川市(インチョンシ)、通過橋 6ヶ所調査
進入路 急勾配で幅は狭く
冬季にはスリップ事故など憂慮
今月中に開通予定の京仁アラベッキルを横切る橋梁進入道路の傾斜が急勾配で、雪が多く降った場合には事故発生が憂慮されることが明らかになった。アラベッキル水路の南北を結ぶ仁川地域橋梁は去る9月初め最後に開通した青雲橋を含め計6本が建設された。
仁川市、西区と桂陽区(ケヤング)はタスクフォース(TF)を設けてアラベッキル現場点検をした結果、橋梁進入路の急傾斜などを含む115件の問題点を摘発し水資源公社に是正を要求したと12日明らかにした。
現場調査結果によれば、これら橋梁進入路の傾斜度は5~7%で、平均5%内外の仁川市内橋梁に比べ傾斜が険しいことが分かった。だが、熱線などの除雪装置が全く設置されておらず雪が少し降っただけでもスリップ事故が発生する憂慮が大きいと指摘された。一部橋梁は進入自体が困難であったり道路の終端で連鎖スリップ事故が発生する憂慮が高かった。
京仁アラベッキル橋梁の進入路の傾斜が他の橋梁に比べ急なのは、政府が放水路を運河に変えたために船舶が橋梁下を通過できるよう橋梁を高く建設し周辺環境と安全性などを考慮しなかったためだ。
特にタナム橋南側接続道路は車両の回転半径が出ないという指摘により最近道路幅を拡張したが依然として回転半径が充分でない上、道路の傾斜が7%に達しており、事故発生危険が最も高いと調査された。
仁川市関係者は「アラベッキル橋梁進入路の場合、大事故の危険性を抱いているだけに雪が降る前に水資源公社の迅速な対策準備が必要だ」と指摘した。これに対して水資源公社は「アラベッキル橋梁の傾斜は8%以内であり、法規定を守っており問題になることはない」として「冬がくる前までに施設を補完する」と話した。 キム・ヨンファン記者 ywkim@hani.co.kr
原文: 訳J.S