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アン・チョルス 不出馬…パク・ウォンスン支持表明

原文入力:2011/09/06 21:22(1361字)
ソク・ジンファン記者


ソウル市長挑戦 放棄 "資格ある方が意志固い"
パク弁護士、ハン・ミョンスク前総理と野党圏単一化 協議


←"美しい合意" アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院院長(右側)と希望製作所常任理事のパク・ウォンスン弁護士が6日午後、ソウル、世宗路の世宗文化会館スピヤホールで開かれた記者会見の席で抱き合っている。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr


アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長が10・26ソウル市長補欠選挙に出馬しないと6日明らかにした。アン院長は「資格のある方の出馬意思が固いので私が退く」とし、パク・ウォンスン弁護士(希望製作所常任理事)に対する支持意思を明らかにした。

アン院長はこの日午後、ソウル、世宗路の世宗文化会館スピヤホールでパク弁護士と共同記者会見を行い「今回のソウル市長補欠選挙に出馬しないことにした」として「代わりに自分の生き様を信じて声援された期待を忘れずに、私でなく社会を先に考えて生きていく正直で誠実な人生で報いる」と語った。彼は続けて「パク弁護士は私たちの社会のために献身しながら市民社会運動の新しい花を咲かせた美しく立派な方であり、ソウル市長職を誰よりもよく遂行すると考える」と明らかにした。アン院長はまた「私に対する期待が大きいという点も知り、とても感謝している」 として「私に見せた期待もやはり全てが私に向けられたものではなく、私たちの社会のリーダーシップに対する変化の熱望が私を通じて表現されたものと感じる」と話した。‘パク弁護士のために選挙運動をするか’という記者たちの質問には「関与しないつもり」としつつ「出馬宣言もしなかったので譲歩したわけでもなく、これからはまた学校に戻る、これまでしていた仕事に集中するだろう」と付け加えた。


パク弁護士はこの日の会見で「互いに真心が通じ政界では見られない美しい合意をしたと考える」として「二人ともソウル市長職を望んだのではなく、良い世の中、新しい世の中を作ることに関心があった人々なので、こういう結論が可能だった」と話した。パク弁護士は続けて「今後、より大きな責任感を感じ、政治的な方法を越えて新しい時代に変える大義に向かい共にする」として「私の個人的な構想は今後 別の場所で詳しくご説明申し上げる」と付け加えた。


一方、パク弁護士はこの日の記者会見に先立ちソウル市長出馬を検討中のハン・ミョンスク前総理に会い、野党圏候補単一化問題などを協議した。ムン・ジェイン盧武鉉財団理事長が仲裁し実現したこの日の会合でパク弁護士とハン前総理は‘選挙で全野党陣営と市民が一つになり必ず勝利する選挙を作ろう’という原則的な立場を確認した。二人はまた、今後 単一候補を通じてハンナラ党と一対一構図を作り、単一化以後には相手の勝利のために最善の努力を傾けるという原則も決めた。


ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/495179.html 訳J.S