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結局‘参与党の壁’越えられずに…進歩統合 決裂の危機

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/492559.html

原文入力:2011/08/19 19:14(1440字)
ソク・ジンファン記者


交渉時間 一日残っているのに
民労-進歩新党 代表面会
進歩新党の反発で不発
正常な統合 困難か


民主労働党と進歩新党の統合交渉が深刻な産みの苦しみを味わい、事実上の決裂手順に進むのではないかとの憂慮が出ている。交渉のマジノ線である20日を翌日に控えた19日午後、両党代表が会い最終合意を試みようとしたが、核心争点である‘国民参与党との統合’問題に対し合意点を見出すことができず交渉自体が行われなかった。

この日午前、一時両党内ではイ・ジョンヒ-チョ・スンス代表が午後に会い合意文に署名する予定という展望が出ていた。両代表の出会いに先立ち進歩新党キム・ヒョンタク事務総長と民主労働党チャン・ウォンソプ事務総長が会い事前協議を行った結果、争点だった参与党問題に対し‘国民参与党との党統合問題については両党に異見があるということを確認する’という字句を入れる線で合意し、付属合意書2と綱領、党憲改正案など両党統合案に最終的に署名しようという議論が進行された。だが、事務総長らの協議内容がその間の参与党との統合議論自体に反対してきた進歩新党内部に知らされ、党員たちが激烈に反発し、午後1時30分に予定された代表団の会談も進歩新党の不参加通知で不発となった。


両党内部では両党の完全な統合は事実上 川を越えたという評価が多い。‘参与党との統合’問題が単純に統合の手続きや方式に関する争点ではなく、両党が考える進歩政党の未来に対する根本的な‘路線と戦略’の問題になったためだ。


民主労働党の主流勢力は進歩新党との統合だけに留まらず、参与党との統合を通じて進歩政治の空間を根本的に拡大することを望んでいる。 進歩政党自らが勢力を拡張し力を強めなければ来年の総選挙で民主党と選挙連帯で不利な立場に立つほかはなく、窮極的に大統領選挙連帯を通じた連立政府構想も難しいと見ているわけだ。民主労働党の核心関係者は「進歩新党が参与党との統合議論を最後まで拒否すれば、いわゆる‘見切り発車’形式で参与党との統合を推進し他の勢力の参加余地を残すだろう」とし「李明博政府の実情を審判する来年の総選挙でも進歩政治の地平を広げられなければ進歩は‘無能な勢力’と烙印を捺されるだろう」と話した。ひとまず参与党と統合議論が始まれば、進歩新党内部統合派が合流すると期待しているということだ。


反面、進歩新党は参与党との統合問題を‘進歩運動路線の大転換’と感じている。 1987年以後、25年間 一貫して推進、発展してきた労働運動と進歩政治運動がいわゆる‘自由主義勢力’と野合することだと見ているわけだ。進歩新党核心関係者は「いわゆる‘87年体制’の進歩運動が‘換骨奪胎’されるのはかまわないが、民主労働党主流は25年の成果を一気に無力化させる選択をしようとしている」として 「自由主義勢力との野合は必然的に民主労総の分化につながり労働運動自体を無力化させるだろう」と話した。 当面する来年の総選挙、大統領選挙のために進歩陣営全体を揺るがす選択はできないという立場が確かなのだ。 ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr


原文: 訳J.S