原文入力:2011/08/08 22:02(879字)
アン・チャンヒョン記者、ナム・ジョンヨン記者
環境団体 "事実わい曲" 反発
←李明博大統領
李明博大統領がまたしても4大河川事業の‘成果’を広報した。
イ大統領は8日朝 放送されたラジオ・インターネット演説(第71次)で 「4大河川事業を推進し既存防災施設の4倍にあたる200年頻度(200年に一度の災害までは防止できる水準)で施工した結果、河川周辺の常習浸水地域が(今回の集中豪雨にも)被害を免れた」と話した。4大河川事業が地球的次元の気候変化を予測し、それに備えた成功的事業という自評だ。
これに先立ち、イ大統領は先月25日に放送されたラジオ演説(第70次)でも‘内需振興のために国内へ休暇外出を’としつつ「4大河川再生事業が終えられれば総延長1600km、4000里に及ぶ自転車道が作られる。外国の若者たちが列をなして(自転車旅行のために)我が国を訪れる日も遠くない」と話した。
水害が頻繁に発生する支流と山間、都市に防災予算を投じなければなければならないと主張してきた環境団体は、この日 イ大統領の演説が故意に事実をわい曲したものと反発した。
4大河川事業に合わせて2009年7月に変えた‘洛東江(ナクトンガン)河川基本計画(変更)’によれば、洛東江の3分の2以上は100年頻度で設計されている。洛東江上流から梁山川合流点までが100年頻度で、そこから洛東江河口堰までだけが200年頻度だ。イ・チョルジェ環境運動連合政策局長は「しかも200年頻度区間も4大河川事業のために強化したのではなく、以前の計画をそのまま受け継いだこと」とし「既存防災施設の4倍に強化したということは典型的な我田引水」と話した。 アン・チャンヒョン、ナム・ジョンヨン記者 blue@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/490973.html 訳J.S