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反国家団体‘旺載山(ワンジェサン)’構成 嫌疑 5人拘束

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/489711.html

原文入力:2011/07/29 22:33(965字)
キム・テギュ記者、イ・ジウン記者

‘北韓地下党’捜査拡大…民主労働党党役員8人も捜査対象

‘北韓地下党’事件を捜査中の国家情報院と検察が前職民主党党役員など5人を拘束し捜査を拡大している。また、民主労働党党役員も参考人資格で捜査対象に含まれ政界が反発している。

ソウル中央地検公安1部(部長 イ・ジンハン)は去る20日、前職民主党党役員イ・某氏とIT業者経営者のイム・某氏など4人を反国家団体‘旺載山’を構成した嫌疑(国家保安法違反)等で拘束したと29日 明らかにした。旺載山は咸鏡北道(ハムギョンブクド)最北端の穏城郡(オンソングン)にある山で、北韓は1933年 金日成主席が抗日武装闘争を国内に拡大する戦略を提示したところとし‘革命聖地’に挙げている。これに先立ち検察は、去る8日に保安ソリューション業者経営者のキム・某氏を同じ嫌疑で拘束した。検察と国家情報院は彼らが北韓の対外連絡機構である225護国の指令を受けて南朝鮮革命を目的とする反国家団体を構成した後、10余年間にわたり国内政治・経済動向を探知したものと疑っている。また、検察は彼らがソウル・仁川などの地に地域責任者を置く程に組織的に活動し、彼らが設立したIT業者も北韓との接触のための道具だったと明らかにした。

国家情報院と検察の捜査対象には民主労働党所属区庁長など党役員8人が含まれている。これと関連してウ・ウィヨン民主労働党スポークスマンは「該当事件と何の関連もない民主労働党地域党役員とさらに公職者まで、理由も明確にしないまま参考人調査を要求する無鉄砲捜査と公安追い込みを中断せよ」と主張した。捜査対象には彼ら以外にも月刊誌<民族21>、韓国大学教育研究所幹部などが入っている。

しかし検察関係者は「彼らの嫌疑は所属している団体とは何ら関連ない」として「押収捜索や証拠収集を通じて明白な物的証拠を確保し捜査をしている」と話した。 キム・テギュ、イ・ジウン記者 dokbul@hani.co.kr

原文: 訳J.S