原文入力:2011/07/12 21:11(982字)
ノ・ヒョンウン記者
‘新東亜’インタビュー斡旋者…暴行 対抗告訴に誣告容疑 追加
アゴラの論客‘ミネルバ’だとして<新東亜>がインタビューした ニセ‘ミネルバ’。この2人を巡る真偽論争に介入してニセ ミネルバを暴行・脅迫した事業家に対し検察が事前逮捕令状を請求した。
ソウル中央地検刑事1部(部長 シン・ユチョル)は<新東亜>とインタビューをしたニセ ミネルバ キム・某氏に「あなたが本当にミネルバであることを認めろ」として監禁・暴行し、それに対して告訴されるや逆に自身が暴行されたとして対抗告訴をした事業家クォン・某氏に対し誣告容疑で事前逮捕令状を申請したと12日明らかにした。 クォン氏は‘キム氏が本当のミネルバ’だとして<新東亜>に斡旋しインタビューさせた人物だと言う。
検察によれば、クォン氏はインターネット チャットで知り得たキム氏が‘ミネルバ’であることを確信し、2009年2月12日ソウルのあるホテルでキム氏に会い3時間にわたり「本当のミネルバであることを認めろ」と脅した。しかしキム氏が一貫してそれを否認したため、クォン氏はキム氏の首を掴み揺さぶったり一部暴行を加えたりもしたと調査された。
我慢できなかったキム氏がクォン氏を監禁・暴行などの容疑で告訴し、クォン氏は反対にキム氏が自身を暴行したとし、自身が被害者であると主張した。検察は昨年12月、クォン氏を暴行容疑で不拘束起訴する一方、誣告容疑についても事前逮捕令状を申請した。しかしクォン氏は当初、令状実質審査が予定された去る7日に法廷に出て来なかったため、ソウル中央地裁は改めて令状実質審査日程を定める予定だ。
一方、クォン氏は本当のミネルバ パク・テソン氏が告訴した名誉毀損容疑でも起訴されており、ソウル中央地裁で裁判を受けている。裁判所などによれば、クォン氏は依然としてパク氏が本当のミネルバではなくキム氏でもないならば、また別の第3の人物が本当のミネルバであると信じているとのことだ。
ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr
原文: 訳J.S