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大邱教育庁が ‘運動部評価除外’ 助長 公文書

原文入力:2009-02-25午前10:17:25
一部学校では一斉試験答案用紙 廃棄疑惑も
‘任実 成績操作’ 関連者職位解除・昇進撤回へ

パク・ヨンニュル記者

大邱市教育庁が運動部の生徒の学業達成度評価試験の受験・採点可否を各学校長が決めろとの内容の公文書を送ったことが確認された。また大邱の一部の学校で虚偽報告可否調査に備え学業達成度評価答案用紙を廃棄したという疑惑が提起され教育庁が調査を始めた。

大邱で今回の試験を主管した大邱市教育庁傘下の大邱広域市教育科学研究員が昨年10月の一斉試験に先立ち、各級学校に送った‘2008学年度中3,高1国家水準学業達成度評価実施要綱’の細部計画によれば「非標本集計学級である体育特技者・特殊教育対象者の受験・採点可否は本人の意志を尊重して学校長が決める」とされている。教育庁が一斉試験成績を下げる可能性が大きい運動部の生徒たちの試験不参加を事実上助長したわけだ。

これに対して大邱市教育庁は「教科部マニュアルに体育特技者に対する言及がなく教科部会議に行って問い合わせしたが‘確実なマニュアルがないから市・道教育庁で処理しなさい’という返事を受けた」と解明した。教育庁側は「大邱地域高校運動部の生徒の半分以上が試験を受けなかったものと推定される」と明らかにした。

大邱市教育庁はまた「一部学校で3年間保管することになっている学業達成度評価答案用紙を廃棄したという情報提供があり確認中」と付け加えた。実際、大邱D小学校は学業達成度答案用紙を廃棄したことが明らかになった。

今回の学業達成度評価の結果、上位圏を記録した蔚山では運動部の生徒284人中で165人(58%)が試験を受けなかったと蔚山市教育庁が明らかにした。全教組蔚山支部はこの日記者会見を行い「一部学校で試験を受けた運動部の生徒たちの答案用紙を採点からわざわざ除いてしまったことが確認された」として「一部学校の管理者らが成績を高めようと組織的に運動部の生徒を排除した証拠」と主張した。

光州市教育庁も運動部の生徒たちの一斉試験受験可否に対して全面調査を行っていると明らかにした。光州では野球部がある中学校4ヶ所中でK中とN中は各々10人ずつ、D中では5人が試験を受けなかった。大田H中3学年運動部の生徒6人は現地訓練に行き試験を受けなず、忠南P中3学年運動部の生徒6人も朝練習のために1時間目の試験を受けなかったことが明らかになった。

一方、全北道教育庁は学業達成度評価結果の成績操作事件の関連者を全員職位解除し校長任命も撤回することにしたと24日明らかにした。職位解除対象者は成績を源泉操作した任実郡教育庁キム・某,学務課長,任実教育庁の修正報告を握りつぶした全北教育庁ソン・某奨学官,ナム・某奨学官,キム・某初等教育課長など4人だ。 大邱/パク・ヨンニュル記者,全国総合ylpak@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/340693.html

原文: 訳J.S