原文入力:2011/06/22 22:47(870字)
ホン・ヨンドク記者
"責任を避けるつもりはない" 公開謝罪
京畿地域ニュータウン事業を主導したキム・ムンス京畿知事が22日 「ニュータウン事業は失敗した事業」とし「責任を避けるつもりはない」と話した。2006年地方選挙でこの事業を核心公約として掲げ当選したキム知事が、ニュータウン事業の失敗を認める発言をしたのは今回が初めてだ。
キム知事はこの日の京畿道出入り記者らと開いた昼食懇談会で「ニュータウン事業が失敗ではないかというが、初期に考えたことに比べ失敗」として「私が始めたことは間違いない。責任を避けるつもりはない」と話した。彼は「当初ニュータウンが開発に最も良い方式であったが、今は新しく完璧に建てた住宅も分譲できなくて京畿道だけで未分譲アパートが2万世帯を越える」と打ち明けた。キム知事は「可能ならば(ニュータウン事業を)しないでくれと言う」とし「すでに進行中の事業は最小化し集中支援しようと思う」と話した。
‘ニュータウンの失敗に対しどのように責任を負うのか’という質問に、キム知事は「(例えば)不信任案が上がってくれば、それは本当に答える言葉がない」と語った。キム・ヨンサム京畿道スポークスマンは「政治的・行政的・道徳的責任を潔く受け入れるという意」と伝えた。
住民たちの賛否摩擦が激しいニュータウン地区と関連し、キム知事は「地方自治体長が事業決定権を持っている」とし「市長・郡守がしないと立案して欲しい」と話し、市長・郡守・区庁長に期待する姿勢を見せた。
京畿道では11市に23ヶのニュータウン地区が指定されたが、軍浦・平沢・安養など3ヶ所ではニュータウン地区が解除されるなど7市10ヶニュータウン地区で事業取り消しの動きが起きている。 水原/ホン・ヨンドク記者 ydhong@hani.co.kr
原文: 訳J.S