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オ・セフン "結果に従おう" 住民投票強行 意向

原文入力:2011/06/20 22:19(1457字)

6ヶ月ぶりに市議会出席
監査院‘不良’発表にも関わらず
西海航路事業 継続 意志

←無償給食を巡る市議会との葛藤で議会出席を拒否してきたオ・セフン ソウル市長が20日午後、6ヶ月ぶりに第231回ソウル市議会定例会に参加するためクァク・ノヒョン教育長と同時に入場している。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

20日午後2時、オ・セフン ソウル市長が6ヶ月ぶりに第231回ソウル市議会定例会壇上に立った。オ市長は頭を若干下げたまま‘ごあいさつ’原稿を読んだ。
小学生全面無償給食を巡る葛藤で昨年12月以後、市議会出席を拒否してきたオ市長は自身が主に主張した‘生徒全面無償給食住民投票’を去る16日 保守的団体がソウル市に請求したことを挙論して「住民投票結果にソウル市や市議会が従うことを提案する」と話した。野党圏はもちろん与党の一角からも批判世論が出ている無償給食住民投票強行の意志を繰り返し明らかにしたわけだ。

オ市長は当初‘疎通と統合の時代をひらこう’というメッセージを明らかにする計画だったことが分かった。だが、この構想は前日に監査院が発表したオ市長の代表的事業である‘漢江ルネサンス事業’監査結果で色あせた。監査院は‘経済性が不足する事業を無理に推進し予算を浪費したり、民間業者に特典を与えた’という監査結果を発表した。自身の大統領選挙挑戦の踏み台とすることができた業績が大きな打撃を受けることになったのだ。オ市長はこの日、市議会に出席し「監査院の監査結果は未来投資事業の必要性は認めながらも、その細部手続きに対するさらに徹底した検討をしろとの指摘」と解釈し、西海航路事業強行意志を明らかにした。

これに対してソウル市議会民主党議員らと市民・環境団体などは‘漢江ルネサンス特典疑惑’を提起し、事業を撤回しろとオ市長を圧迫した。ソウル市議会民主党はこの日午後、市議会定例会に先立ち議員総会を開いた後に声明を出し「漢江ルネサンス事業が特典と不正で汚された‘不正ルネサンス’であることが明らかになった」、「オ・セフン市長の大統領選挙用政治功績積みという希代の詐欺に千万ソウル市民がもてあそばれた格好」と批判した。彼らは今回の定例会で‘漢江ルネサンス調査特別委員会’を構成し△汝矣島ヨットマリーナの民間業者事業費増額および施工業者選定問題△三光ふわふわ島運営業者との特典契約問題などを深く調査すると意気込んでいる。

ソウル地域27ヶの市民社会団体と政党らが2008年に設けた‘漢江運河白紙化ソウル行動’もこの日、ソウル市庁別館前で記者会見を行い「オ市長は事業性のない漢江開発事業の賛否を政治論難だとわい曲し事業規模と内容すら隠している」とし「オ市長は運河計画をあきらめ漢江ルネサンスの失敗を謝れ」と要求した。

漢江ルネサンス事業はオ市長がソウル市長に選出された2006年から推進してきた核心事業であり、本予算と関連予算を合わせれば数兆ウォンがかかると予測される。 西海航路事業、楊花大橋構造改善工事、最近 毛皮ショー論難を招いた三光ふわふわ島(盤浦地区フローティング アイランド)等が代表的事業だ。 クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/483722.html 訳J.S