チョ・ソヨン ディレクター(1997字)
登録:2011/06/18 18:49
ソウル大法人化反対のためのロック音楽公演‘本部スタック’
"軽いからと真正性を疑わないで下さい"
←17日夕方、ソウル大学行政館前の総長芝生で開かれた‘本部スタック’ロック音楽公演。SNUVチームが熱い歓呼を受け‘総長室フリーダム’を歌う準備をしている。
"学友は占拠中、総長様は不在中、マスコミはわい曲中、みんな集まれ本部へ~!"
‘総長室フリーダム’という歌でソウル大法人化論難を世の中に知らせたソウル大ノレペ(合唱隊) SNUVが舞台に上がると学生たちの歓声が湧いた。ところが彼らは踊りと歌を終えると突然解体を宣言した。「今日でSNUVを解体します。」すでにソウル大学が名誉毀損だとしポータルに‘総長室フリーダム’パロディ映像物の削除を要請したという記事が出たところだ。もしかしたら怖くなったのかもしれない。しかし彼らは舞台下へ降りて行くやいなや再び上がってきた。
"皆さん! 私たちは‘(占拠)チャン・ギファとオルグルドゥル(訳注:実際に存在するグループ名「チャン・ギハとオルグルドゥル」と(占拠)長期化の韓国語読みのチャンギファをかけたもの)’です。" (師範大3学年 チョン・ポングォン)
学生たちはケラケラ笑いごろげた。
拳を突き上げる代わりにジャンプを
去る17日夕6時、ソウル大学行政館前。かすかな雨のしずくが芝に溜まっていた。総長が大切にしている芝生で普段は入れなかったそこでソウル大法人化反対のためのロック音楽公演‘本部スタック’が熱く開かれた。‘本部スタック’を最初に企画したサン・チョン(宗教学科4年)氏は「学生処に‘本部スタック’の許可を受けに行き、目の前で退学になるかもしれないので気を付けろと言われた」と伝えた。「おとなしくしていろという話だが、実際 私がよく話を聞くような学生ではなくて、後で今に見てろと考えましたよ。」カン氏は「‘鉢巻きまいて拳を突き上げるような’運動方式が学生たちに距離感を与えかねない」とし、「ロックフェスティバルで本部占拠状況をちょっとおもしろく知らせたかった」と話した。
‘本部スタック’が開けるかどうかは不透明だった。‘公演日の朝、音響装備を運ぶ’とツイッターに煙幕性の文を残し学校の妨害を締め出さなければならなかった。前日夜にこっそりと集まり装備を運んだが、学校側が知りシャトルバスで進入路を遮断した。学生たちが続々と集まり路上に座って阻み、素手で車を持ち上げて移動させるなど大騒ぎの末にかろうじて舞台ができた。緊迫した夜の苦労はすっぱり忘れたように薄緑色のTシャツを着た公演関係者たちはバンドの歌に合わせて飛び跳ねた。
19日間にわたり占拠中の総長室にはさびれた博物館のように巡礼に来る人が列をなした。一画には‘フォトゾーン’も用意された。階段に、壁に、また、床にも愉快で溌刺とした落書きがゴマ粒のよう埋められた。‘やつれた課外生’と名乗ったある学生は紙に "総長様~! なぜ度々否定しますか? to-不定詞ですか?" と書き、総長室のドアには "それが最善でしょうか?" と書かれたヒョン・ビンの顔があった。
←ソウル大学法人化反対のための‘本部スタック’ロック音楽公演があった日。総長室占拠座り込み19日目の学生たちは「‘不法占拠’という負担感もあるが、初めて学校の消費者ではなく主体になったという気がする」という話を伝えた。
"お金を出す消費者として主体になった感じ"
「事実このようにおもしろくしなければ誰も集まりません。」本部スタックを映像として入れていたパク・ヨンジ(法科大学3年)氏は「人が多く集まってこそ、その声に力付けられるんです。軽くなると、真正性が疑われるというのは過去の枠組みにとらわれた考えのようです。悲壮さと真剣さがないように見えても愉快なこととして表現するのが私たちの世代の固有な話法」と話した。
三日おきに占拠座り込みに参加しているチョン・ヒス(経済学部2学年)氏は「いつも集まれば一握りにしかならなかったが、このように多くの人々が一つの議題で集まっているのが初めてで、それで力が出る」として「2009年に入学してただお金を払って学校に通う消費者みたいなものだったが、この頃は学校の主体になった感じだ」と伝えた。
バンドの歌声は深夜12時まで流れた。拳を突き上げる代わりにジャンプをする学生たちの心にも、重なるように道を遮ったシャトルバスが駐めらてた道路にも、音楽は流れた。18日夕方まで‘本部スタック’公演は続く。
文・写真・映像チョ・ソヨン ディレクター azuri@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/483422.html 訳J.S