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ソウル大‘ヨンチョン山城’にもかかわらず‘本部スタック’は予定通り

原文入力:2011/06/17 16:57(1550字)
ホ・ジェヒョン記者

17-18日、法人化反対ための公演場所 バス・トラックで塞ぎ
学校側 "不法行事、懲戒論議" …主催側 "問題なく開かれるだろう"

←ソウル大‘本部スタック’公演予定地 進入路に学校シャトルバスが防ぎ立っている。写真 本部スタック企画チーム提供.

ソウル大学校(総長 吳然天 オ・ヨンチョン)法人化に反対する学生たちがロック音楽公演‘本部スタック’を17日~18日の2日間、ソウル大行政本部前で開催を予定し、学校側が公演を阻むために公演予定地前にバスとトラックなどを駐め論難がおきている。
ソウル大学生たちの話を総合すれば、ソウル大は16日夕方7時20分頃、本部スタック予定地進入路に学校のシャトルバスとトラックなどを駐め、講演装備運搬車量が入れないよう阻んだ。現場に出ていた学校職員は学生たちに‘夜間図書館シャトルバス’と話したが、実際にはバリケードの役割をするバスだった。学生たちは体でバスを止めようとしたが結局、バス バリケードの設置を阻むことはできなかった。

この日夜10時30分頃、学生たちはバリケードに使われたトラック1台を直接持ち上げ講演装備運搬車量が入る空間を作り、講演装備を搬入させることに成功した。

←16日ソウル大学生たちがバリケードに使われたトラック1台を持ち上げている。写真 本部スタック企画チーム提供

17日午後2時現在までもソウル大が設置したバス バリケードは本部スタック進入路に置かれている状態だ。ソウル大側は「学生たちが準備する公演がキャンパス利用規定に違反している」として、総学生会長宛に‘不法行事中止通知’をした。

しかし本部スタックは総学生会主催ではなく学生たちの自発的行事だ。本部スタック行事を最初に提案したカン・サン(宗教学科4)氏は「推進団を設けた私に何の話もせずになぜ総学生会に行事中止を通知するのか」として「私には何の通知もしていないため引き続き行事を進行しても良いという意味と見なす」と明らかにした。

この事件が知らされ学生たちは学校側の態度を批判し、バス バリケードを経綸山城、然天(ヨンチョン)山城と呼び非難している。経綸山城は学生たちが法人化設立準備委員会に学生参加を要求した時、オ・ヨンチョン総長が 「経綸のある人々だけが参加できる」と話したことを風刺した造語だ。本部スタックと企画を共にしたシム・ミソプ(哲学科2)氏は 「映画にでも出てきそうなことが起きている。本当にこのようなことがおきるとは思わなかった」と話した。

この日、本部スタック行事はつまずくことなく開かれるものと見られる。シム氏は 「学校が車両が入れないよう措置を取ったが、歌手が歩いて入ってくれば良いだけ」とし「本部スタックは問題なく開かれるだろう」と明らかにした。ソウル大学生支援処関係者は「通行路をバスで遮断した後、それ以上の措置は計画していない。 不法行事と公示したので今後、学生たちの懲戒可否が議論されることはありうる」と話した。

17~18日午後5時から開かれる本部スタックには<3号線バタフライ>、<ヌンツゴ コメイン>、<ブロッコリーノーマジョ>等、30余チームが参加する予定だ。ミュージックビデオ‘総長室フリーダム’で有名な冠岳ノレペは17日に出演する。
文 ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr,写真 本部スタック企画チーム提供

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/483282.html 訳J.S