原文入力:2009-02-23午後10:12:49
[一斉試験 ‘成績操作’ 波紋] 国会教科委 業務報告
イ・ジョンエ記者キム・ソヨン記者カン・チャングァン記者
←アン・ビョンマン教育科学技術部長官(左側)とイ・ジュホ次官が23日午前、国会教育科学技術委で成績操作疑惑に対する午前質問終了後談笑している。 カン・チャングァン記者chang@hani.co.kr
野党圏「副作用対策がない」「来月の試験は中断せねば」叱責
アン・ビョンマン長官謝罪…「人事評価は遠い将来の話」後退
国会,教育科学技術委員会(教科委)所属議員たちは23日、与野党共に学業達成度評価結果操作の問題点を指摘した。与野党の議員たちは特に学業達成度評価結果と教員人事を連係させるのは誤りだと批判した。
教科委民主党幹事のアン・ミンソク議員は「学校序列化のためのイ・ミョンバク政府式速度戦が総体的不良を招いた」として「結果分析を標本調査から全数調査に急旋回させながら、成績操作など予想された副作用に対する何の対策もなかった」と叱責した。彼は学業達成度評価操作に対して政府が真相を調査することにしたことについて‘猫に魚を任せるようなもの’として、調査過程に国会も参加することができるようにしてくれと要請した。キム・ヨンジン議員は「全国一斉試験に対して教育現場で憂慮の声が継続して出ていたが、政府が頑として聞かないまま強行した結果」として「一斉試験を廃止して標本調査に切り替えること」を要求した。また自由先進党のイ・サンミン議員も「今回の事態で一斉試験の副作用があらわれた以上、試験全面実施と成績公開に対する慎重な検討がなされなければならない」として「ひとまず評価の信頼性が失われたので来月に予定された学力診断評価は中断しなければならない」と主張した。
←一斉試験に反対する教師・学生・父母・市民団体会員たちが23日ソウル,世宗路,政府中央庁舎正門前で‘学業達成度評価無効化’等を要求している。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr
ハンナラ党議員たちも性急な結果発表と教員人事連係に批判を集中した。クォン・ヨンジン議員は「試験の重要性に比べ対応が不足した」として「特に試験結果に対して校長や教師に責任を問うというのは全くの誤り」と語った。同党のファン・ウヨ議員も「この評価結果と教師評価問題は分離させるのが良い」と要請した。
これに対してアン・ビョンマン教科部長官は、学業達成度評価結果操作波紋について公式に謝罪した。アン長官は「試験を受け発表する過程で誤りがあったことにより国民が心の底から不快を感じられたことに対しては心より謝罪申し上げる」と明らかにした。
一部の市・道教育庁が来年から評価結果を校長・教頭人事と連係すると直ちに明らかにしたことに対して、アン長官は「成績が相対的に低く出てきた市・道教育庁で成績を高めるために色々な方法を講じて見たら瞬間的に強い政策が出てきたようだ」として「人事上の不利益と連結するのはとても遠い将来の話」と解明した。彼は「私たちは2年を示範期間として明確に決めた」として「(24日開かれる)市・道教育庁教育長会議で政策的意味を十分に伝達し是正するようにする」と付け加えた。
一方,国会,教育科学技術委は24日、アン長官と全国16市・道教育長を招請し学業達成度評価関連政策懇談会を開催することにした。
イ・ジョンエ,キム・ソヨン記者hongbyul@hani.co.kr