原文入力:2011/06/11 09:36(859字)
キム・テギュ記者
検察、監房 押収捜索 日記帳・メモ確保 "偽証罪"
民主党 "真実と懺悔の自筆備忘録 準備" 反発
検察が当初 ハン・ミョンスク(67)前国務総理に 「9億ウォンを渡した」と述べ、裁判過程でこれを翻意した前職建設業者ハン・マンホ(50・収監中)氏を近い将来、偽証容疑で起訴することにした。
ソウル中央地検特捜1部(部長 イ・ドンヨル)は最近 ハン氏を偽証容疑で召還調査し、ハン氏が収監されているソウル拘置所の監房を押収捜索しハン氏の日記帳と裁判対応メモなどを確保した。検察は補完調査を経た後、ハン氏を不拘束起訴する方針だ。
ハン氏は2008年、施行会社の不渡りのために詐欺罪で懲役3年を宣告され服役したが来る13日に満期出所する予定だ。検察がこういうハン氏を再び偽証疑惑で起訴しようとするのは、陳述翻意に対する報復の性格が強い。
検察で「ハン前総理にお金を渡した」と述べ、ハン前総理の起訴に決定的役割をしたハン氏は昨年12月、裁判途中「検察調査で嘘をついた」として陳述を覆した。ハン前総理の政治資金法違反事件で核心証人である彼の話が変わり、検察は容疑立証に困難を来たした。
検察のハン氏起訴の動きに対し 民主党は強く反発した。‘ハン・ミョンスク共同対策委員会’のパク・ジュソン最高委員は「ハン氏は出所を控え獄中で検察が去る地方選挙直前に公表したハン総理事件をどのように企画し組み立ててきたかを明らかにする‘真実と懺悔の自筆備忘録’を準備していた」として「検察が無理してまで出所する証人を強制召還し押収捜索するのは検察自らハン総理事件の公訴維持が難しいと告白すること」と主張した。
キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr
原文: 訳J.S