原文入力:2009-02-23午前09:17:53
パク・ヒョンチョル記者
ソウル中央地方民事71単独キム・ポンソン判事は2007年11月韓-米自由貿易協定(FTA)反対集会の時、デモ隊と誤認され警察に暴行を受けたイ・某(72)氏が国家を相手に起こした損害賠償請求訴訟で「イ氏に1280万ウォンを賠償しなさい」として原告勝訴の判決をしたと22日明らかにした。
裁判所は「戦闘警察らはイ氏をデモ参加者として誤認し盾で殴り後頭部が裂け肋骨が折れる傷害を負わせた」として「デモ参加者ではないイ氏に対して行った警察のこういう行動は警察権発動の限界を越えた違法行為」と明らかにした。裁判所は「たとえイ氏がデモ参加者だとしても盾で後頭部を殴った行動は違法だ」と付け加えた。
イ氏はソウル,鍾路一帯で開かれた‘2007汎国民行動の日民衆総決起大会’現場を通りかかって機動隊が振り回した盾に当たり倒れて負傷した。当時警察は集会を源泉封鎖しデモ隊が集まった地域にヘリコプターを飛ばして威嚇し強制解散に出て警察12人とデモ隊10人が大小の負傷を負った。 パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr