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米 国家情報局長 極秘訪韓

原文入力:2011-05-30午前08:12:20(900字)
ウォン・セフン国家情報院長など外交安保高位当局者らと接触
北-中 首脳会談など集中議論…今日、イ大統領 表敬訪問

アン・チャンヒョン記者

←ジェームズ クレポ(70)米国国家情報局(DNI)局長

ジェームズ クレポ(70・写真)米国国家情報局(DNI)局長が先週末、極秘訪韓し政府外交安保部署高位要人らに会い、金正日北韓国防委員長の中国訪問など韓半島および周辺情勢などを議論したことが29日 知らされた。クレポ局長は30日には李明博大統領を表敬訪問すると伝えられた。
クレポ局長は中央情報局(CIA)と連邦捜査局(FBI),国家安全保障局(NSA),国防情報局(DIA),国家偵察処(NRO)等、連邦政府傘下16ヶ情報機関を総括する情報当局の総責任者だ。

情報消息筋はクレポ局長が先週末に訪韓しキム・ソンファン外交通商部長官、キム・テヨン国防部長官、ウォン・セフン国家情報院長など外交安保分野の高位当局者らと接触し、30日には大統領府にイ大統領を表敬訪問する予定だと伝えた。

クレポ局長の訪韓は金正日国防委員長の訪中直後になされたものであり、これを巡る北韓と中国の動向と今後の韓半島情勢などに対する韓-米高位当局間の議論に集中したと知られた。来月10日で創設50周年をむかえる国家情報院との情報協力強化方案に対する意見も交わしたことが明らかになった。この他に韓-米自由貿易協定(FTA)の両国議会批准動向と韓-米原子力協定改正など両国懸案が包括的に扱われたと見られる。

2005年に新設された国家情報局の4番目の責任者であるクレポ局長は、32年間にわたり軍服務(空軍中将)した後、国防部傘下国防情報局長と長官、情報分野首席補佐官、国立地質情報局(NGA)局長、国防部情報担当次官などを務めた情報通に挙げられる。

アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/480333.html 訳J.S