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抗日仏教の地に‘親日派の道路名’を付けるとは…

原文入力:2011-05-23午後11:16:36(918字)
ソウル城北区の開運寺道(ケウンサキル)→‘仁村道(インチョンキル)’改名に仏教界 反発

クォン・ヒョクチョル記者

政府が洞-番地住所から道路名住所へ切り替えることにしたことに伴い、ソウル、城北区の開運寺進入路の名前を‘開運寺道’から‘仁村道’へ変えると明らかにし、仏教界と抗日運動団体が「親日人物である金性洙(キム・ソンス)の号を道路名に使うことはできない」とし反発している。金性洙は<東亜日報>を創業し高麗大の前身である普成専門学校校長を務めたが、親日・反民族行為真相究明委員会と民族問題研究所は‘親日団体に加入し日帝末期に学兵制を称賛した’とし、彼を親日行為者と規定した。

城北区は23日「ソウル市が昨年6月、開運寺道につながる主道路(高麗大十字路~普門駅1.2km)の名前を仁村路として告示した」とし「道路名住所法により7月29日から‘開運寺道51’が‘仁村路23キル’に変わるという通知文を先月、開運寺に送った」と明らかにした。城北区関係者は「主道路につながる支線道路は大通りの名前を引用することになっている」とし「仁村路の左側にある23番目の道という意味で仁村路23道と定めた」と話した。

これに対し開運寺側は萬海 韓龍雲先生が活動するなど、抗日仏教運動の根拠地である開運寺の歴史と仁村 金性洙の親日行跡論難、道路名変更論議過程で意見を聞いたことがないという点を挙げ反対している。開運寺関係者は「法施行令には地域的特性、歴史性、地域住民意見などを総合的に考慮して決めるようになっているにも関わらず、変更した道路名を一方的に通知した」と話した。

大韓民国臨時政府記念事業会と安重根義士記念事業会など9ヶの抗日運動団体も最近声明を出し「開運寺道を仁村道に改名するのは殉国烈士たちの魂を踏みにじる行為」と批判した。 クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/479349.html 訳J.S