原文入力:2011-05-24午前08:31:57(933字)
金属労組‘昼間2交代 交渉遅延’文書公開…現代車 "介入していない"
キム・ソヨン記者
現代自動車が自動車エンジンに用いる核心部品であるピストンリング納品業者である柳成企業の労使関係に介入したという主張が提起された。また、柳成企業の使用側が、労組がストライキに入る前から職場閉鎖を計画していたことが明らかになった。
民主労働党と進歩新党、民主労総、金属労組は23日、国会政論館で記者会見を行い、柳成企業が去る11日に作成した‘柳成企業(株)争議行為対応要領’文書を公開した。 この文書は19日、柳成企業牙山工場駐車場に停まっていた現代車購買管理本部長の車から発見されたものだ。
文書には「昼間連続2交代制関連協議進行勧告」という語句と共に具体的な‘時間遅延’戦略まで提示されている。「現代車の施行後3ヶ月内に施行推進などの形で実務チームを構成」し「現代車と起亜車施行前‘先施行’労使合意を防止」 するという内容だ。文書はその理由について「柳成企業労使が昼間連続2交代施行合意をすれば現代車と起亜車の本交渉に一部変数が発生する憂慮」のためだと明らかにしている。パク・ユギ金属労組委員長もこの日 記者会見で「部品業者の事業主を脅迫し労使葛藤を煽った」と話した。
柳成企業使用側が労組のストライキ賛否投票(5月17~18日)が実施される前から用役警備の配置、職場閉鎖など緻密な計画を立てていた情況も明らかになった。文書には5月12日、会社前での集会申告を行い、13日 職場閉鎖公告文と談話文を作成し15日には用役警備員を配置し正門を封鎖した後に職場閉鎖を行うという計画が含まれている。これに対して現代車関係者は「柳成企業の労使関係に別に介入したことはない」として「ただし現代車・起亜車の週間連続2交代制導入関連の労使交渉進行状況を柳成企業に説明する過程で一部誤解が生じたようだ」と釈明した。
キム・ソヨン記者 dandy@hani.co.kr
原文: 訳J.S