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チョ・ヒョノ "警察、銃器を果敢に使え"

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/477119.html

原文入力:2011-05-09午後09:03:21(1016字)
‘凶器所持者 乱暴行為’対策 指示…過剰対応論難
使用後に懲戒・被起訴など問題生じれば免責推進も

イ・ムニョン記者

チョ・ヒョノ警察庁長官が凶器所持者の乱暴行為を制圧する過程で、積極的に銃器を使えと指示した。
チョ庁長は9日午前‘全国警察指揮部テレビ会議’で銃器使用が呼び起こす不利益(懲戒および民刑事上責任)を心配し使用を忌避する意識が蔓延していると指摘し 「(危急状況で)拳銃など装具をまともに使用できない卑怯で弱気な職員は組織に残っていられないようにする」と明らかにしたと、ある警察関係者が伝えた。

チョ庁長のこの日の発言は去る1日、ソウル、冠岳警察署傘下のある派出所に刃物を持って乱入した飲酒者を勤務中の警察官が特別な装具なしに対応し負傷した状況に言及して出てきた。この日、負傷した警察官が飲酒者を制止する間に逃げるような姿が閉回路テレビ(CCTV)に撮影された上官が配転措置にあいもした。

チョ庁長は「銃器使用後の責任問題のために飲酒者などを制圧できずに逃げれば国民が信頼するか」として「暴れまわる飲酒者や暴力団を制圧する状況では果敢に銃器を使え」と話した。警察関係者は 「現在、警察官職務執行法指針には被疑者が棒や刀を持てば、それより一段上の装具を使えるように定められている」とし「(庁長の話は)無条件に銃器を使えということではなく、時に応じて適切な装具を活用しなければならないという意」と説明した。

警察は適法な銃器および装具の使用時に発生する責任に関する全面的免責条項の新設も推進する方針だ。適法な装具使用で訴訟にあう時は、本庁法務チームが訴訟を支援する計画だ。

だが‘過剰対応’論難を避けることはできないものと見られる。オ・チャンイク人権実践市民連帯事務局長は「1999年、(脱獄囚だった)シン・チャンウォン検挙に失敗した当時、警察が実弾発射前の空砲発射基準を2発から1発に減らすや死亡者が急増した」として「警察庁長官が銃器使用を勇敢な警察の基準のように話し使用を促すことは非常に危険な発想」と指摘した。 イ・ムニョン記者 moon0@hani.co.kr

原文: 訳J.S