原文入力:2011-04-19午後10:41:20(953字)
名誉毀損嫌疑関連 検察に書面答弁書 提出
ノ・ヒョンウン記者
‘盧武鉉前大統領借名口座発言’で捜査を受けているチョ・ヒョノ(56)警察庁長官が自身の発言内容が事実だという内容の書面答弁書を検察に送ったことが19日明らかになった。
盧前大統領の名誉を傷つけた嫌疑で告訴されたチョ庁長事件を捜査しているソウル中央地検刑事1部(部長 シン・ユチョル)は去る15日、チョ庁長の書面答弁書を受け取ったと明らかにした。検察は捜査初期からチョ庁長に書面質問書を送り返答を要求していたが拒否され、最近 再度返答を要求し答弁書を受け取った。
チョ庁長は検察に送った答弁書で「盧前大統領の借名口座が発見されたという内容の発言は事実に基づいたもの」とし「戦闘・機動警察官などに動揺すること無く法執行に出ろという趣旨でそのように発言した」と主張したと伝えられた。検察はチョ庁長が自身の主張を曲げない以上、再び書面調査をする意味がないと見て、召還調査を始める方針だと知らされた。
チョ庁長はソウル地方警察庁長官として在職した昨年3月、機動部隊指揮官特講で「盧前大統領、何のために飛び降りましたか? 飛び降りたすぐ前の日に口座が発見されたじゃないですか? 借名口座が、10万ウォンの小切手が…そのためにみみずく岩から飛び降りたのです」と話した。
こういう事実が知らされた昨年8月、盧前大統領の遺族は名誉毀損などの嫌疑でチョ庁長を告発した。しかし検察が8ヶ月余りにわたり捜査を進行させないため、遺族側は去る18日にこの事件の主任検事を職務遺棄嫌疑でソウル中央地検に告発した。
ムン・ジェイン 盧武鉉財団理事長は「現職庁長である点を勘案し書面調査をすることは理解できるが、去る8ヶ月間、手をこまねいていた理由は依然として説明されていない」とし「検察の消極的捜査態度は自ら検察権を放棄したと言わざるをえない」と話した。 ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr
原文: 訳J.S