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科学ベルト 一部 嶺・湖南に分散配置 検討

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/471799.html

原文入力:2011-04-07午前08:21:50(1047字)
政府、基礎科学研究院 分院設置 方案
核心施設は忠清に…5月に立地決定

ファン・ジュンボム記者

政府が国際科学ビジネスベルト(科学ベルト)の核心施設である重イオン加速器と基礎科学研究院は忠清圏に、研究院分院は嶺南と湖南に分散配置する方案を有力案として検討中であると6日知らされた。

与党核心関係者はこの日「科学ベルトの核心施設である重イオン加速器と基礎科学研究院は一緒に置くべきで、その立地として最も適合したところは忠清圏」としつつ「ただし基礎科学研究院の分院を設置し、他の地域に配置する方案を検討している」と話した。この関係者は「核心施設が忠清圏に行くので、忠清圏が荒々しく反発することはないと見ている」と話した。

基礎科学研究院の本院を忠清圏に、分院を嶺南、湖南などに配置する方案は昨年1月 教育科学技術部が「世宗市が科学ベルト拠点地区として適合」と発表した際にも入っていた方案だ。だが、忠清圏ではこの法案についても「東南圏新空港白紙化を揉み消そうとする政治的見せ掛け」と反発しており論難が予想される。李明博大統領は去る大統領選挙で、忠清圏に科学ベルトを作ると公約した経緯がある。

大統領府はまた、科学ベルトをめぐる地域葛藤を最大限にはやく整理するため、5月中に立地選定を終える予定だと複数の関係者が伝えた。

科学ベルトを巡り大田・忠清圏と浦項・大邱・慶北圏、光州・湖南圏、昌原・慶南圏、果川・京畿圏が激しい誘致競争を行っている。科学ベルトの立地は7日にスタートする科学ベルト委員会(委員長 教育科学技術部長官)と傘下分科委である立地評価委員会が審議して決める。

イ大統領は去る4日、大統領府でキム・ボミル大邱市長、キム・クァニョン慶北知事と非公開で昼食を共にし、東南圏新空港白紙化決定の不可避性を説明して慰労したと大統領府が6日明らかにした。キム・ヒジョン大統領府報道官は 「昼食の席で科学ベルト関連の言及はなかった」と明らかにしたが、両団体長はイ大統領に伝えた建議書で科学ベルトの嶺南圏分散配置などを要求したと知られた。イ大統領は7日にはホ・ナムシク釜山市長と昼食を共にする。

ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr

原文: 訳J.S