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小学校新入生ますます少なく

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/466394.html原文入力:2011-03-03 午後09:59:46(1121字)
江原道 「1学年10人未満の学校」半分越え
忠南道・忠南北道 248校…廃校危機迫られる

チョン・インファン記者、チョン・ジンシック記者

江原道、忠清道の小学校の入学生がますます減っている。特に一部学校は2~3年ごとに新入生がおらず、廃校の危機に迫られている。

江原道教育庁が3日公表した「2011学年度小学校学級編成現況」資料によると、道内小学校(分校も含む)の内、新入生が10人以下であるところは全体410校中、半分を越える214校にもなることが明らかになった。

特に新入生が1人もおらず入学式さえ開くことが出来ない学校は、△テペク・カチョン小学校△フェンソン・カプジョン小学校、スベク小学校△ピョンチャン・ トソン小学校など7校と20分校に達する。カンリュン・チュムン小学校サムドク分校と洪川モゴグ小学校カンヤ分校など3校は、昨年に続き2年目、サムチョ ンクンドク小学校クンチョン分校とインジェ・キリン小チンドン分校など5校は、3年間新入生がいないのが明らかになった。

今年、卒業生も 排出できなかったチョンセン・ヨリョン小学校クジョル分校のファン・テス部長教師は「3年間入学生がおらず、4年生と6年生に各1人ずつと5年生3人など、高学年5人だけで学期を始めた」として「村の未就学子供は、今回4年生に進級した生徒の5才になる弟だけで、来年も新入生を受け入れることは難しそうだ」 と話した。

忠北道では、260の小学校の中で新入生が10人以下の学校が72校もなることが明らかになったし。チョンウォン・ウェチョン小 学校は、道内で唯一、今年の入学生がいなかった。忠南もやはり事情は似ており、新入生が10以下の学校が全体430の小学校の内、176校にもなった。イェサン・チョリム小学校など4校は新入生が最初からなかった。また大田地域では、全体141校中、セチョン・トンミョン・ナムソン小学校など9校が10人以下の新入生だけ受け入れた。

忠南道教育庁の生涯教育行政課の関係者は「3月1日付で2校が廃校になったし、教育科学技術部の「適正規模学校 育成計画」により、下半期にも正常な教育過程運営が可能なのかを判断して廃校対象を検討する予定」としながら「田舎の学校は教育だけでなく、住民文化センターの役割なども果たすから直ちに廃校ということはない」と述べた。

チョン・インファン,チョン・ジンシック記者 inhwan@hani.co.kr

原文: 訳M.S