原文入力:2011-03-02午後08:00:51(1631字)
献立表に原産地・生産者の名前・写真 掲示
子供たち "農薬使わない栽培地 行ってみたい"
イ・ジェフン記者
←"傷つく子供をなくす" クァク・ノヒョン ソウル市教育長(帽子かぶった人の中の顔が見える人)が2日昼、ソウル、城東区、金湖洞の金玉小学校で親環境食材で作られたお昼を生徒たちに配っている。パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
[現場]ソウル公立小学校60ヶ所余りなどでお目見え
2日昼、ソウル、城東区、金湖洞の金玉小学校給食室。生徒たちの食器には全南霊岩と咸平で栽培された7分搗き米ともち米で作った玄米ご飯、全南羅州産の冬植え白菜と京畿安城(アンソン)産牛肉などを煮た冬植え白菜味噌汁、サワラ醤油焼きとキュウリとヒメニラの和え物、慶北聞慶(ムンギョン)産リンゴ、チョンガーキムチと牛乳などが大盛りで入れられた。配食台横には食材名、原産地、生産者名と写真などが掲載された‘親環境無償給食献立表’の立て札が立っていた。
この学校の4学年コン・テヨン(10)君は‘献立表を見ましたか’という問いにうなずきながら「農薬を使っていなければこそ新鮮でおいしい食べ物なので、自分が食べる食材が農薬で育てたものか気になって見た」として「後で時間があれば栄養の先生と一緒に(栽培地に)踏査に行きたい」と話した。
ソウル地域の小学校1~4学年を対象にする全面親環境無償給食が新学期開始と共に幕を上げた。この日、始業式と入学式を開いたソウル地域公立小学校549ヶ所の内 60ヶ所余りが親環境無償給食を先にリリースした。残りの学校は3日から親環境無償給食を実施する。
← 「全面実施すべき」野4党と市民・社会団体代表らが2日午前、ソウル、世宗路の世宗文化会館前で親環境無償休職元年を宣言する記者会見を行い、小学生に対する全面的無償給食を実施しろと要求している。 パク・ジョンシク記者
ソウル地域では無償給食に反対するハンナラ党所属区庁長がいる江南と瑞草、松坡と中浪区所属の小学校は1~3学年、残り21区の小学校は1~4学年まで全面無償給食を実施。この日、金玉小学校を訪ねたクァク・ノヒョン ソウル市教育長は「親環境無償給食は父母の負担を減らし、義務教育と教育正義を一段階進展させることに意味がある」として「子供たちが食べる給食に入る食材をどこでどんな人が作ったのか知ることが出来るよう‘顔のある給食’と‘責任給食’を施行する」と話した。
6学年の息子と3学年の娘を持つ父母キム・チャヨン(42)氏は「娘とは違って息子の給食費は1ヶ月に4万余ウォンずつ負担しなければならないのが残念だが、息子に‘無償で給食を受ける同じ班の子供たちを傷つけてはいけない’と話している」として「以前はどんな食材で作っているかには あまり気を遣わなかったけれど、これからは教育次元で子供たちと親環境食材に対する話を交わしてみる」と話した。
京畿道ではこの日、キム・サンゴン教育長が直接無償給食の全面施行を知らせる配食奉仕に出た。
キム教育長はこの日、京畿坡州市、金村2洞の金陵小学校を訪問し父母たちと共にした席で「子供たちの健康こそが私たちの未来を左右する発展動力」とし「今日は普遍的教育福祉次元で京畿道全体に無償給食が実施される意味ある日」と話した。キム教育長はまた「共に力を集め今年を親環境無償給食安着の元年にしよう」とした。キム教育長はこの学校の食堂で生徒1420人余りに直接配食奉仕をした後、お昼を共にした。
イ・ジェフン、坡州/ホン・ヨンドク記者 nang@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/466078.html 訳J.S