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[この瞬間] 下宿難民、間借り難民…大学街の‘箱部屋世帯’

原文入力:2011-03-01午後10:08:24(646字)
‘学業物価 暴騰’憂い重なる新学期

カン・ジェフン記者

2011年の新学期を控えたソウル市内のある大学街の路地裏の壁面に下宿と間借り部屋関連チラシがいっぱいに貼られている。休むことなく騰り続ける授業料爆弾に下宿代暴騰まで重なり‘青春’の活気があふれていなければならない大学街の雰囲気が寒々しく憂鬱だ。1人当り国民所得は世界20位圏で大学授業料は米国に次ぐ世界2位の大韓民国。それでも足りずに大学街の下宿費と家賃が今年に入り平均20%も騰がった。ソウル市内の大学在学生27万人余の内、14万人余りが地方出身だ。だが、大学寄宿舎は地方出身学生数の約12%に過ぎず、地方出身学生たちは夫々宿舎を探さなければならないのが実情だ。"牛を売って大学に送ると言っていた‘牛骨塔’、両親の背骨が折れるという‘人骨塔’を越え、今は箱部屋にうずくまって寝て大学に通わなければならない‘チョグル塔(箱部屋に屈する)’時代が来た" という学生たちの愚痴が痛ましい。 カン・ジェフン先任記者 khan@hani.co.kr

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原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/465948.html 訳J.S