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キム国防 "撃つかどうか尋ねず先ず措置しろ"

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/465905.html

原文入力:2011-03-01午後10:08:08(1015字)
1軍団長 "臨津閣攻撃時は多連装ロケットで反撃"
北では "戦争が起きれば核惨禍のみ"

クォン・ヒョクチョル記者

韓-米連合軍事訓練 キーリゾルブ演習2日目の1日、南と北は "臨津閣を攻撃すれば多連装ロケット(MLRS)で原点(攻撃地点)打撃"、"戦争が勃発すれば、もたらされるものは核惨禍のみ" という‘言葉の爆弾’をやりとりした。キム・クァンジン国防部長官はこの日午前、西部戦線最前方を受け持っている1軍団を訪問し 「(北韓軍が挑発した場合)作戦を施行する時、現場で‘撃つかやめるか’を尋ねず先ず措置し後に報告しろ" と指示したと国防部が明らかにした。

キム・ミンソク国防部スポークスマンは「最近、北韓軍が対北韓心理戦発源地を照準撃破射撃すると威嚇した状況を反映した」とキム長官の1軍団訪問背景を説明した。1軍団は北韓が対北韓心理戦の根源地と目星をつけ照準撃破射撃を公言した京畿坡州市、臨津閣と京義線鉄道・道路などの西部戦線を管轄している。

チェ・ジョンイル1軍団長はこの日「北韓軍が臨津閣を照準射撃すると威嚇しているが、もし敵の攻撃があれば原点を打撃するだろう」とし「挑発時には圧倒的戦力で対応する」とキム長官に報告した。これに対してキム長官は「合同性次元で空軍の役割も重要だ」と明らかにし、北側が臨津閣を攻撃する場合、空軍戦闘機で反撃する方針も明らかにした。

キム長官は続けて1軍団配下の多連装ロケット部隊も訪問した。多連装ロケット部隊長は「前方に展開した多連装ロケットは敵の挑発時、直ちに射撃する態勢を維持しており、早ければ数分以内に対応が可能だ」とキム長官に報告した。

北韓は激しい反応を3日連続で示した。北側はこの日‘外務省スポークスマン談話’を通じ 「キーリゾルブ鷲 合同軍事演習は米国の北侵略戦争演習であり核戦争演習」としつつ「正当防衛のためのわが軍隊の物理的対応が不可避になっている」と主張した。労働党機関紙<労働新聞>も個人ペンネーム論説で「戦争が勃発すれば、もたらされるものは核惨禍のみ」と威嚇した。

クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S