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"支援金得るために‘ビラ散布ショー’必要以上に北韓を刺激 危険千万"

原文入力:2011-02-28午後09:54:02(1054字)
‘ビラ送り元祖’ イ・ミンボク団長
"臨津閣 民間人 砲撃される憂慮

ソン・ウォンジェ記者

←イ・ミンボク対北韓風船団長

 "このまま行けば本当に臨津閣 民間人の頭の上に砲弾が飛んできかねない。 市民が危険だ。"

北韓を刺激する騒々しい対北韓ビラ散布方式を批判する声が、対北韓ビラ送りの‘代父’と呼ばれるイ・ミンボク(写真)北韓同胞直接支援運動対北韓風船団長の口から出た。北韓科学院で農業科学者として働き、1995年に南側に来たイ団長は 2003年に民間人として最初にビニール風船に‘ビラ’をぶら下げ北側に飛ばし始めた。これまでに2億~3億枚、去る一年だけで8000万枚程度のビラを北に送った。

そのような彼も今は多くの北脱出者および対北韓団体で雨後の筍のように行っている対北韓ビラ散布方式は誤りだと話す。彼は28日<ハンギョレ>との電話および電子メール インタビューで「必要以上に北韓当局を刺激することは危険だ」と語った。「ビラ散布は2004年にやらないことで南北(当局)間で印鑑まで捺した懸案だ。最近の北韓の態度から見て、これを名分にして明確にどんな方法ででも挑発する可能性が大きい。」北側は27日「南側の対北韓心理戦行為が続くなら臨津閣をはじめとする心理謀略行為の発源地を照準撃破射撃する」という通知文を南側に送った。

イ団長は「特に北韓が臨津閣を挙論したことが憂慮される」とし「騒々しいビラ散布方式に北韓が極度に神経質に反応している証拠」と言った。臨津閣では金正日北韓国防委員長の誕生日である2月16日にハンナラ党議員らが参加した中で対北韓団体のビラ散布行事が大々的に開かれた。一部北脱出者団体代表が「ビラ散布は私たちが先にしたが、なぜ一歩遅れて議員らが割り込むのか」として抗議し、小競合いが起きもした。

イ団長は「その日は風が南に吹きビラは北に入ることはなかった。各種支援金を得るために団体ごとに騒々しく南側言論に見せるための‘ショー’をしており、笑えない事態が起きている」として「北韓住民たちに外部情報を知らせることは必要だが、騒いではいけない」と繰り返し強調した。

ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/465801.html 訳J.S