原文入力:2009-02-15午前01:51:47
[現場] ‘龍山惨事追慕’ 4次汎国民大会
ホ・ジェヒョン記者イ・ジョングン記者ウン・ジヒ PD
←14日ソウル駅広場で開かれた‘龍山惨事’ 4次国民大会に参加した市民が手立て札を持ってスローガンを叫んでいる。 イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr
故ユン・ヨンホン氏、息子の涙の手紙に市民 目がしらを熱くして
4千人余り都心各所でゲリラ示威…28日に10万大会
龍山惨事に抗議する市民たちのゲリラ式街頭示威が14日にも続いた。市民たちは警察が配置されていないところを探し歩いては街頭行進を行い警察が道を遮れば速かに散った。14日一日でソウル,狎鴎亭洞,恵化駅,梨大駅,東大門駅,明洞などで数百人余りの市民たちが夜11時まで散発的なゲリラ示威を行い自主的に解散した。一部市民は午後4時三清洞の総理公館前に集まりタマゴ投擲デモを行うこともした。
‘龍山惨事追慕’ 国民大会,4千人余り都心各所でゲリラ示威
第4次龍山惨事追慕大会はソウル駅広場で午後5時から4千人余り(警察推算2千人余り)の市民たちが参加した中で開かれた。主催者側は当初龍山駅広場で開く予定だったが警察がバス車両で壁を作り龍山駅広場を塞いだために追慕大会の場所が変わった。
追慕大会に参加した市民たちは“キム・ソクキ警察庁長官の自主的辞退は真の解決策でない”と口をそろえた。キム・スジン(25・ソウル市,東大門区,祭基洞)氏は“キム・ソクキ庁長の自主的辞退は形式的な行為”として“根本的な撤去民保護政策を用意しなければならない”と話した。 検察の捜査結果に対する市民たちの批判も相次いだ。小学生の娘と共に追慕大会を訪れたペ・ジスク(44・安養市,坪村洞)氏は“検察が撤去民5人を死なせた警察に免罪符を与えた”として“検察捜査結果は国民を相手に犯したまた別の暴力”と主張した。
←14日ソウル駅広場で開かれた‘’龍山惨事 4次国民大会に参加した市民たちが街頭デモを行おうとしたが警察が塞ぎ体当たりをしている。イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr
追慕大会には故ユン・ヨンホン氏の息子ユン・ヒョング君が参加しお父さんに渡す手紙を朗読し、市民の目がしらを濡らした。ユン君は“昨日高等学校卒業式を終えた後、お父さんに会いたくて霊安室を訪れた”として“お父さんの姿がまだ鮮やかで亡くなったことが信じられない”と話した。
「お父さん、昨日高等学校の卒業式をしました。泣かないようにしたけど泣いてしまいました。今日のような日は家族と共においしいものを食べに行かなければならないのに私はそのまま霊安室に来ました。お父さんにとても会いたくて胸が張り裂けそうです。お父さんの姿が今でも鮮やかで、このように離別したことが信じられません。死でなく長い別れだったら良いでしょうに…. (中略)その厚ぼったい手でラーメンを煮て下さって本当においしかったです。今いらっしゃるところは安らかですか。これら全てが夢になるのを願います。パパに会いたいです。今はこの気持ちだけです。お父さん愛しています。」
終始一貫、頭を深く下げて涙声で手紙を朗読したユン君が手紙を最後までみな読むと市民たちは慰労の拍手で答えた。
←14日ソウル駅広場で開かれた‘龍山惨事’ 4次国民大会に参加した市民たちが‘キム・ソクキ,ウォン・セフンを拘束しなさい’という手立て札を持っている。 イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr
引き続き舞台に上がったイン・テスン全国撤去民連合活動家は「撤去民たちを助けてくれ」と訴えた。彼は「全撤連はテロ集団ではなく誤った開発政策のために望楼に上がった」としながら「生きるために上がって命を失った撤去民家族たちの力になってほしい」と話した。
キム・テヨン,龍山惨事汎国民対策委状況室長は追慕大会の最後に舞台に上がり、警察の追慕大会源泉封鎖を批判し市民たちに街頭行進を提案した。キム室長は「撤去民たちの生存権を踏みにじった警察が追慕大会まで封じ込めてしまった」として「合法的な方式では集会を出来ないので街に飛び出そう」と訴えた。キム室長の発言の後、市民たちはソウル駅鉄道博物館側に行進を試みたが警察が塞ぎ立って街頭行進は失敗に終わった。
しかし追慕大会に参加した市民たちはちりぢりに散って都心ゲリラ 示威を行った。7時頃、梨大駅,東大門駅,恵化駅などの地に散った市民たちは警察の追撃をまいて道路を占拠しては散ることを繰り返した。
市民2千人余りは夜9時頃、明洞ミリオレの前の歩道に再び集まり、道路進出を試みた。だが事前に警察が配置され市民たちの街頭行進は失敗に終わった。市民たちは夜10時30分頃まで警察と体当たりをした。この過程で市民1人が連行された。市民たちは明洞聖堂入り口に移動し整理集会を開いた後、大部分が自主的に解散した。
←14日ソウル駅広場で開かれた‘龍山惨事’ 4次国民大会に参加した市民たちがロウソクのあかりを持ってスローガンを叫んでいる。 イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr
‘高大女’として知られているキム・ジユン(26)氏は整理集会に参加して「無残な連鎖殺人事件を利用して市民の警察に対する否定的認識を肯定的に変えようとした」として「国民の苦痛を省みない警察こそサイコ パス」と主張した。対策委は「21日5次汎国民大会を開いた後、28日には10万汎国民大会を開く」と明らかにした。
200人余りの市民は11時30分頃、鍾路2街のタプコル公園前に移動し信号灯示威を行った。この過程で男2人が交差点を渡って警察に連行された。これを取材していた取材記者らを警察が防ぐ過程で取材陣らの装備がつぶれるなど警察と取材陣の間に摩擦が起きた。
文=ホ・ジェヒョン記者catalunia@hani.co.kr写真=イ・ジョングン記者