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「ミミズ アパート」をご存知ですか?

https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/461774.html

原文入力:2011-02-01午後07:41:15(915字)
光州市16ヶ所でミミズ飼育 残飯60% 処理

ナム・ジョンヨン記者

光州市北区には16ヶ所の「ミミズ アパート」がある。アパートや団地、洞別に共同飼育場を造り、残飯をミミズに任せている。

ミミズ アパートは2007年、新安洞の新安モアタウンで最初に始まった。今では25世帯が団地に設置された共同飼育場を利用し、50世帯はベランダで直接ミミズを育てている。昨年末時点で北区においてミミズアパートに参加する世帯は16団地391世帯に達する。

ミミズが「清掃」した食物量は注目に値する。昨年9月、資源循環社会連帯の調査によると、新安モアタウンの「ミミズプログラム」に参加した家庭の食物排出量は、2009年の41tから昨年36tへと約12%減った。文興常緑アパートも231tから205tへ11%減少し、新安韓国アパートも56tから52tへと7%減らす成果を挙げた。15世帯を標本調査した結果、家庭から発生する食物の約60%をミミズが処理したことが分かった。 ホン・スヨル資源循環社会連帯政策チーム長は「全般的に食物排出量が毎年増加しているのに、ミミズアパートでの排出量が減少しているのは、ミミズモデルが成功していることを示している」と述べた。

ミミズが親環境的な理由は、人が捨てた食物を食べ窒素とカルシウムなど植物の成長に必要な肥料を排せつするためだ。ミミズの排せつ物である堆肥土は立派な肥料になる。

とはいえ、ミミズにどんな食物でも任せていいわけではない。野菜や果物など植物性成分を主として、テンジャンチゲ(韓国風味噌汁)など塩辛い食べ物は水で洗い、塩分を除去した後に与えなければならない。普通の家庭から排出される食物中70%が植物性食物である。ミミズは環境団体や都市農業会から譲り受ければ良く、別にミミズ箱の製作法と食物処理要領を習うのが良い。うまくいかない場合は釣り専門店で購入することもできる。

ナム・ジョンヨン記者

原文: 訳M.S