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ユドヨノ大統領 Tの字も言い出すまい…MB, 参謀らに激しく怒り

原文入力:2011-01-20午後05:26:35(2189字)
昨年末 インドネシア歴訪‘T-50 購入’期待もむなしく

クォン・ヒョクチョル記者

←祝賀飛行の準備をするブラックイーグル編隊=2010年9月24日午前、空軍ブラックイーグルT-50編隊がソウル市内上空で来る28日に開かれるソウル収復60周年記念行事および国軍の日記念式祝賀飛行のために飛行訓練をしている。 【ソウル=ニューシス】

昨年12月9日、李明博大統領とインドネシア スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領の首脳会談の際に同席したチャン・スマン防衛事業庁長は、ユドヨノ大統領の口だけをうつろに見つめていました。

チャン・スマン庁長は当初、李明博大統領のインドネシア歴訪随行員名簿に入っていませんでした。ところがイ大統領がインドネシアを訪問する時、韓国のT-50(空軍操縦士高等訓練機)購入の意思を明らかにするだろうという予想が出てきて、チャン・スマン庁長がイ大統領に随行しインドネシアを訪問しました。

イ大統領 T-50セールス 常に苦汁

しかし、ユドヨノ大統領は首脳会談で「両国防衛産業協力にも喜んで参加する」という曖昧な話をするだけで、T-50のTの字も言い出しませんでした。ユドヨノ大統領との首脳会談前‘T-50 初輸出の成功可能性が大きい’と報告を受け大いに期待したイ大統領は会談後、参謀らに激しく怒ったことが分かりました。

T-50の輸出は李明博大統領が原子力発電所と共に直接セールスに出る程に新しい成長動力です。T-50 1機当たりの価格は230億ウォンです。一つの国に訓練機が50機内外売れるため、輸出さえうまくいけば、その金額は1兆ウォンを越えます。T-50 初輸出が成就して発端ができ後続輸出につながれば防衛産業の歴史上、最高の大当たりになることが確実です。

ところが、李明博大統領は2008年初めの当選者時期からアラブ首長国連邦皇太子に親書を送るなど、T-50輸出の前面に出たものの、失敗ばかりを繰り返しています。2009年2月、T-50のアラブ首長国連邦(UAE)輸出はイタリアに敗れ挫折しました。

昨年6月、李明博大統領はシンガポールを訪問し、リセルン シンガポール総理に会い、T-50を直接セールスしましたが そこでもイタリアに押されて大きな進展はありませんでした。T-50の輸出が世界市場で一貫して苦汁を飲んだことは韓国防衛産業の世界市場での競争力が成長動力とするには脆弱だということを語っているという指摘が出ています。

‘国産名品武器’相次ぐトラブル

昨年、防衛産業輸出実績(11億9000万ドル)を見れば、T-50とK-9自走砲輸出など大型事業契約が延期になり、輸出増加傾向は鈍化しました。全体輸出実績は前年対比2%増加にとどまり、昨年初め防衛事業庁が提示した防衛産業輸出目標額15億ドルの80%しか実現できませんでした。

昨年は防衛産業の輸出不振と同時にいわゆる‘国産名品武器’神話のバブルも消え始めました。2008年、国防科学研究所(ADD)はK-9自走砲、K-21歩兵戦闘装甲車、K-2次期戦車、T-50高等訓練機などを‘10大国産名品武器’に選定しました。

昨年には国産名品武器の故障や欠陥が相次いで発生しました。世界最高水準の性能と言っていたK-21装甲車が渡河訓練中に2回 水に落ち将兵1人が亡くなりました。K-9自走砲は昨年、延坪島砲撃事態の時、性能論難が広がりました。 また、一線砲兵部隊が定められた不凍液を使ずに20005年以後 K-9 38門のエンジンに穴があく事故も起きました。世界最高水準の次世代戦車として関心を集めたK2(黒豹)戦車もエンジンなどに問題が生じました。

国産武器に欠陥が相次ぎ発生している根本原因は技術力の不足です。国会予算政策処の分析によれば、韓国の国防科学技術は先進国対比で50~70%、設計技術は30~40%に留まっています。

後ではホコリ払い式捜査

名品武器の評判墜落に対し、最近防衛事業庁は主要武器体系は研究開発後 1年間の戦力化評価期間を経ることにする対策を出しました。防衛事業長関係者は「十分な試験評価期間を確保し研究開発後に各軍別に示範部隊を選定し1年間の戦力化評価をした後に量産に入るようにした」と明らかにしました。

一方、李明博政府は防衛産業を輸出主導産業に育てるために、汎政府的輸出支援体制構築を広報しているものの、最高検察庁を動員して武器・軍需物資購買過程でのわいろ授受など、防衛産業不正疑惑に対して内密調査をしていることが分かりました。検察は盧武鉉政府時期になされた大型武器体系導入事業に参加した大型防衛産業業者が参与政府の実力者に金品を与えた可能性を検索していることが分かりました。防衛産業業界は、前では‘防衛産業育成成長動力’を叫び、後ではホコリ払い式に防衛産業不正捜査を行う李明博政府の二重態度に対し当惑感を示しています。

クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/459733.html 訳J.S