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三星‘白血病疑惑’現場調査 最終段階

https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/458513.html

原文入力:2011-01-13午前08:43:35(893字)
半導体ライン 結果 6月 発表予定
独立性疑問…昨年また1人死亡

キム・ギョンナク記者

三星電子が昨年7月、外部専門機関に依頼した半導体生産ライン作業環境に対する現場調査がほとんど終わり、結果に関心が集まっている。
クォン・オヒョン三星電子社長(半導体事業部長)は11日<ハンギョレ>と会い「(外部機関の)調査は終わった。(調査結果を)綿密に検討した後。整理されれば発表する」と話した。三星電子は昨年7月末から米国のコンサルティング会社‘イン・バイロン’とジョーンズホプキンス大学研究陣、韓国科学技術研究所(KIST)研究陣など20人余りで調査団を設け、器興工場と華城工場など半導体ラインの作業環境調査を進めてきた。

三星電子関係者は「11月初めに半導体生産ラインに対する現場調査は終えられた」とし、今回の調査は現場調査を含む精密調査と これを土台にした有害性有無を評価する定量調査、精密調査と定量調査を総合する最終評価の3段階に分かれていると明らかにした。三星は最終調査結果を6月頃に発表する予定だ。

だが、調査着手段階から起きていた調査の独立性論難は依然として続いている。調査団は外部専門家たちで構成されたものの、三星電子の金を受け取る‘用役契約’形態で調査が成されるためだ。世界3大年金基金運用会社の一つであるAPG資産運用は最近「三星電子は独立的な第三者の調査と言うが、実際には独立的でも透明でもない」と指摘した。

こうした中、三星電子半導体部門で仕事をしていたが白血病で闘病中のチュ・某(45)氏が昨年11月14日に亡くなったことが一歩遅れて確認された。博士級研究員であるチュ氏は1983年に三星電子器興工場に入社し、23年間仕事をした後2006年2月に三星電気へ移った直後に急性白血病を発病した。 キム・ギョンナク記者 sp96@hani.co.kr

原文: 訳J.S