原文入力:2011-01-07午後05:08:31(995字)
イ・チュンシン記者
学校労働者たちに対する学生たちの‘両極端’の姿を表す写真が7日、ツイッターを熱くしている。一枚の写真はハーバード大生らが去る2007年、警備労働者たちのために9日間の断食を終えスープを飲む姿を撮った写真だ。この写真でスープを飲もうとしているある女子学生の表情が非常に切実に見える。当時ハーバードの教授たちもこのストライキに参加し、ハーバード出身のハリウッドの有名俳優たちもストライキ現場で支持演説をするなど‘行動する知性’の典型的姿を見せた。これとは対照的に昨年1月6日、弘益大で清掃労働者たちが集会を開いている現場に弘益大生らが乱入し‘騒々しい’と言って抗議する姿を撮った写真だ。
克明に対照される両写真を見たネチズンたちは "心痛む比較" として "弱者に対する配慮がない韓国の大学の現実" を嘆いた。あるネチズンは「オバマが羨む韓国教育は‘教育観’ではなく‘教育熱’」とし、ゆがんだ韓国の教育現実を批判した。彼は韓国の教育観は "礼儀をわきまえない1等" とし露骨に批判した。また別のネチズンは就職至上主義を批判した。彼は 「学校労働者のために連帯座り込みしたハーバード生とハーバード大教授サンダルの‘正義’」 が生きているが、「学校労働者の座り込みを瓦解させようとした大学生と就職率が全てとなった大学は一流にはなれない」と説明した。
事態がここまで達するや弘益大卒業生たちが母校と在学生後輩たちの覚醒を促す横断幕を掲げた。‘君らは弘益を分かっているのか?’という題名の横断幕には 「その名に恥ずかしくない弘益大になって下さい。人間を先に眺めて下さい」と書かれている。これは‘弘益人間-広く人間を利するようにしなさい’という建学理念を含んでいる。これらは「恥ずかしくて顔を出すことが難しい卒業生らがツイッターに集まり申し上げる」とし「美化労組の皆さん ありがとうございます」と応援のメッセージを伝えた。卒業生らは美化労組組合員宛に食べ物も買って贈った。
イ・チュンシン記者 moon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/457723.html 訳J.S