原文入力:2011-01-06午後08:17:26(1260字)
‘ストリート ビュー’製作過程
メッセンジャー内容・位置情報など
無線通信情報 大量確保
米本社に渡した事実 明らかに
ホン・ソクチェ記者
←グーグル‘ストリート ピュ’情報収集方式
世界最大インターネット検索業者‘グーグル’(Google)が道案内サービスである‘ストリート ビュー’製作過程で、国内一般人の無線通信情報を無差別に確保していた事実が警察の調査で確認された。
警察庁サイバーテロ対応センター(センター長 ヒョン・ジェソプ)は6日、グーグル本社から提出させた‘ストリート ビュー’製作関連ハードディスク150ヶ余りを分析した結果、グーグル側が一般人のEメール・メッセンジャー内容を含む個人情報を広範囲に収集し、本社に渡していた事実が明らかになったと発表した。警察は流出が確認された個人情報の中にはEメール・メッセンジャーのIDとパスワードをはじめ、人的事項など個人情報、位置情報などが含まれていたと明らかにした。
警察はグーグルが写真形態のインターネット路上地図である‘ストリート ビュー’サービスを準備する過程で撮影と情報収集を行う特殊車両を利用して数十万件に及ぶ個人情報を収集したと見ている。この特殊車両が通過する時点に該当地域で無線インターネットを利用してやりとりした一般人の個人情報が全てグーグル側に流れて行ったと警察は判断している。
先立ってグーグルは昨年から‘ストリート ビュー’に無線ラン(Wi-Fi)を使用できる位置を知らせる機能を追加する目的で特殊車両に設置された装備を利用し近隣無線端末機の固有番号を無断収集した疑惑で警察の捜査を受けた。警察は去る8月、グーグル韓国支社(グーグルコリア)の押収捜索も行った。
警察はグーグルの特殊車両が運行しながら0.2秒という短い時間に特定地域から最大10MBの無線通信情報を収集できたと把握している。実際に被害内容の中には個人間でやりとりした長文のEメール テキストも多数含まれていると警察は説明した。
警察は「米国本社から提出させた145ヶ(1ヶ当り750GB)ハードディスクと情報収集システム3台、撮影装備などを確保した後、暗号を解きこういう事実を確認した」と明らかにした。警察はまた、国内情報収集を総括したグーグル本社職員○(米国人)氏とグーグルコリア イ・某支社長など4人を召還し調査した。 警察関係者は「国内情報収集に関与した人物が‘本社の指示に従っただけで、どんな情報が収集されるのか知らなかった’と述べている」として「グーグルが個人情報まで含めて資料を収集した正確な意図を把握した後に処罰強度を決める」と話した。
ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/457558.html 訳J.S