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総合編成事業資本に財閥‘隠れた影’

原文入力:2011-01-03午前08:09:47(1068字)
中央コンソーシアム 2大株主として三星関連企業 参加
東亜 社主と親せき 三養社は4大株主として出資

キム・ギョンナク記者、キム・ソンファン記者

政府が選定した総合編成チャンネル事業者の主要株主構成現況を見れば、財閥大企業の参加が低調ということが特徴だ。30大財閥系列会社からは朝鮮日報社が主導する事業者である‘CSTV’に9.7%の持分で参加した大韓航空が唯一だ。

だが、間接的には主要財閥グループの影が垂れこめている。中央日報コンソーシアム(jTBC)に2大株主(5.9%)として参加したTYアセットは三星グループと関連がある。TYホールディングス(旧 東洋エレベーター)が100%持分を持っているTYアセットは経営コンサルティング会社で、三星電子(10.1%)が2大株主となっているLCD装備業者のSFAの最大株主(28.8%)だ。

TYアセット代表ウォン・ジン(38)氏はSFAの常勤副会長を受け持っている。SFAは1990年代末、三星航空(現 三星テックワン)から自動化事業部を分離し設立した会社で、三星電子LCD事業部の核心協力会社だ。証券業界関係者たちは「ウォン・ジン副会長が三星電子イ・ジェヨン(42)社長と懇意にしていることで市場には知られている」と伝えた。業界では2009年末現在の自己資本金が約1300億ウォン水準のTYアセットが自己資本の10%を越える200余億ウォンを収益性が不透明な総合編成事業者に出資したことを異例的と見ている。

中堅・中小企業側参加企業らは大部分が新聞社社主と特殊関係もしくは親密な関係が出資の背景だ。中央日報コンソーシアムに1.2%の持分参加をしたハンセム側は「(ハンセム オーナーの)チョ・チャンゴル名誉会長と(中央日報社主の)ホン・ソッヒョン会長とは私的・公的に親密な関係が広くある」と話した。 三養社が東亜日報コンソーシアム(チャンネルA)に4大株主として持分(5.2%)参加した背景も関心を集めている。この会社の創業者である故キム・ヨンス前会長は東亜日報設立者の故キム・ソンス会長の実弟であるために、2つの会社のオーナーの親密な関係が今回の投資の主要背景ではないかということだ。

キム・ギョンナク、キム・ソンファン記者 sp96@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/456822.html 訳J.S