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"北韓 問題起こし中国 外交政策傷つく"

https://www.hani.co.kr/arti/international/asiapacific/455209.html

原文入力:2010-12-22午後08:41:19(988字)

中 韓半島専門家たち "対北韓政策 再検討" の声

キル・ユンヒョン記者

北韓の延坪島砲撃以後、中国専門家たちの間でも中国の対北韓政策の修正を要求する声が出てきていると香港日刊<サウスチャイナ モーニングポスト>が22日伝えた。
新聞は多数の中国内韓半島専門家たちの声を引用し 「中国が北韓により絶え間ない外交的ジレンマに苦しめられている」 とし「中国が他の国々が期待するように責任あるグローバル・パワーとして外交政策を樹立する必要がある」と指摘した。

中国人民大学国際関係学科副学長のチンチャルルンは 「北韓が(延坪島砲撃のような挑発などの)問題をしばしば起こしたために中国外交政策を傷つけている」として「中国の対北韓政策は再検討されなければならない失敗作」 と評価した。 北京大学で東北アジア史を専攻した専門家のワン・シンソンも「中国の対北韓政策は北韓を中国の最も近い同盟と見る伝統的な外交思想に基づいているが、そのために中国は外交上のジレンマに陥った」と指摘した。

中国は延坪島砲撃に対して‘韓国、北韓間に砲撃が交わされた’という‘中立的’な表現で事実上北をかばい、北の砲撃を非難する国連安全保障理事会決議案採択を遮った。しかし新聞は「中国が(北韓をかばう外交政策で)韓・米・日の非難を受けながらも北韓が国際社会と協力するよう説得することができていない」と指摘した。 匿名を要求した他の専門家も 「中国にとり北韓は資産ではなく負担であるだけだが、中国は相変らずそこに過度な投資をし中国の国益を害している」 と明らかにした。

しかし中国が急激に対北韓政策を変えることも難しい状況だ。 韓半島問題専門家のリュミン上海社会科学院副局長は「中国は韓半島で中立的な仲裁者の役割をすることを願うがどちら側も満足させられずにいる」とし「もし中国が北を非難する米国側につくならば、平壌に対して持っていた制限的な影響力さえも失うことになるだろう」と展望した。

キル・ユンヒョン記者 charisma@hani.co.kr

原文: 訳J.S