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安保理‘韓半島緊張’緊急会議 政府 "結果に関係なく射撃訓練"

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/454573.html

原文入力:2010-12-19午後07:22:37(1048字)

キム・クァンジン国防 "天気以外の変数考慮はしない"

イ・ジェフン記者

韓国軍の延坪島砲射撃訓練予告で南北が鋭く対立しているなか、国連安全保障理事会(安保理)が最近の韓半島緊張事態と関連して19日(現地時間)緊急会議を招集した。 韓国軍と政府は北側の‘予想できない自衛的打撃’威嚇にもかかわらず‘天気が良ければ早ければ20日にも射撃訓練を行う’という方針を繰り返し確認した。

国連安保理理事国らは19日午前11時(韓国時刻20日午前1時)に会議を始めた。 先立って18日、安保理常任理事国であるロシアのビタルリ チュルキン大使は韓半島緊張感の昂揚と関連した安保理緊急会議招集を公式要求し 「南北両側に自制を促すメッセージが伝えられなければならないだろう」 と明らかにした。 チュルキン大使は国連本部で記者らと会い 「韓半島で追加的に発生する可能性がある緊張感の昂揚に対し深刻に憂慮している」 として「この状況はロシアの国家的安保に直接的影響を及ぼす」 と話した。

緊急招集された安保理会議では中・ロが韓国の延坪島射撃訓練に対する憂慮を表明したが、米国など西側諸国は北韓の延坪島砲撃とウラニウム濃縮プログラム(UEP)が最近の韓半島緊張の根本原因だという点を強調するなど意見がするどく対抗したと伝えられた。 ヤンジェツ中国外交部長とセルゲイ・ラブロフ ロシア外相は18日夜、電話会談を通じて韓半島状況と関連した意見を調整した。

キム・クァンジン国防長官は19日、国防部庁舎入口で記者らに会い、延坪島射撃訓練に対する中・ロなどの反対・自制の立場と関連し「今が周辺強大国に振り回された(19世紀末)朝鮮時代ではなく、射撃訓練は(予告した訓練期間に)必ず行う」とし 「天気以外の変数は考慮しない」と話した。 大統領府高位関係者も「今回の射撃訓練は唯一天気とだけ関連し、国連安保理とは何の関係もない」とし 「たとえ国連安保理でいかなる結論が出されても射撃訓練はそれと関係なく行われるだろう」 と明らかにした。

ワシントン、北京/クォン・テホ、パク・ミンヒ特派員、クォン・ヒョクチョル、ファン・ジュンボム記者 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S