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米国 "韓国 正当な訓練…北 挑発するな"

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/454453.html

原文入力:2010-12-17午後08:27:32(922字)
一方では "双方 砲撃 憂慮…状況拡大 望まない"

クォン・テホ記者

米国は韓国軍の延坪島一円海上射撃訓練に対し支持と憂慮を同時に表した。
フィリップ・クラウリー米国務部公報担当次官補は16日(現地時間)定例ブリーフィングで延坪島射撃訓練と関連して「(北韓の)追加挑発に備え韓国が取る全面的に正当な措置」として「すべての主権国家は自国軍隊を訓練し自分たちの防御措置を準備するための適切な措置を行う基本的権利がある」と支持を表明した。クラウリー次官補は米国も今回の訓練計画を十分に伝え聞いたとし「我々は常に同盟国として韓国を支持してきたし、韓国防御を約束してきた」と話した。

彼は「こういう訓練は通常の訓練であり、挑発的だとか異例的だとか威嚇的なことはない」と強調しつつ「北韓がこれに対応するのは賢明でない事になるだろう」と警告した。彼はまた「北韓も通知を受けた」と伝えた。この他に彼は米国は北韓の延坪島挑発を計画的な行動と見ていると繰り返し明らかにした。

これとは別に、ジェームズ カトゥライト米合同参謀副議長は今回の訓練に対し、北韓が攻撃的反応を見せる場合、‘連鎖反応’が起きうるとし憂慮した。彼はアフガニスタン戦戦略評価報告書と関連して開かれたブリーフィングで、延坪島射撃訓練と関連した質問が出てくると「我々が心配するのは万一北韓がこの訓練に対し(延坪島)砲射撃地点に砲撃する場合、これは(北韓の)砲撃と(韓国の)対応砲撃という連鎖反応を呼び起こす可能性があるという点」としながら「我々は統制を失い(状況が)拡大することを望まない」と話した。

彼はまた「韓国が射撃訓練を行う所は(以前にも)数多く利用されてきたし、(訓練場として)確立されたところであり、新しい活動ではない」とし「訓練場は海上で陸地側に向けるものではない」と強調した。

ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S