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"予算案単独処理は間違い" 60%

原文入力:2010-12-13午前08:23:07(1196字)
派兵・4大河川法案 ゴリ押しにも 61%が反対
‘会期内処理’より‘与野党合意処理’重視

アン・チャンヒョン記者

ハンナラ党が新年予算案と争点法案を単独強行処理したことに対し、国民10人中 6人が "間違い" という反応を示した。また、予算案国会処理と関連し‘与野党合意’が‘会期内処理’より重要だという応答が多数だった。
12日<ハンギョレ>が韓国社会世論研究所(KSOI)に委任し行った世論調査結果によれば、ハンナラ党が去る8日に新年予算案を強行処理したことに対し "間違い" という応答が59.7%に達した。年齢別には20~30代はこういう応答が73~74%に達した。反面 "避けられなかった" という応答は29.2%に留まり、"よく分からない" という応答は11.1%に過ぎなかった。

ハンナラ党がアラブ首長国連邦(UAE)派兵同意案と4大河川関連法案を審議を経ずに予算案と共に単独処理したことに対しても60.8%が "間違い" と答えた。 年齢別では20~40代の70%が "間違い" と答え、60代以上では31.5%に留まった。

また、今回の強行処理過程で起きた与野党間暴力事態の責任所在を尋ねる質問には "与党により大きな責任がある" という応答が50.2%で最も多かった。次いで "野党側責任" という意見は32.6%であり、 "よく分からない" という応答は17.3%であった。

ハンナラ党と政府が予算案の‘会期内処理’を名分として掲げたが、国民世論は‘与野党合意処理’をより重要視していると調査された。"与野党合意にならなくとも定期国会会期内処理が重要だ" という主張に対する共感度は31.1%に過ぎなかったが、"定期国会会期内に処理されなくとも与野党合意で処理することがさらに重要だ" という主張に回答者の60.9%が共感した。また、国民は‘実力者議員らの地方区予算獲得’も批判的に眺めていることが明らかになった。 国会の予算案処理過程で最も深刻に受け止める問題を尋ねる質問に "実力者議員らの自分の地方区予算獲得" を挙げる回答が36.1%に達し、 "多数党の強行処理" (36.6%)と同等の水準だった。"会期内処理できないということ" を挙げた回答は16.5%に留まり、 "よく分からない" は10.8%だった。

今回の調査は去る11日、全国1036人の成人男女を対象に自動応答電話(ARS)方式で進行され、95%信頼水準で最大許容誤差は±3.1%だ。

アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/453416.html 訳J.S