本文に移動

人権賞 渡す瞬間 "ヒョン・ビョンチョル 辞退" ミニ横断幕

原文入力:2010-12-10午後08:31:14(999字)
障害者団体も受賞拒否

ソン・ジュンヒョン記者

←ヒョン・ビョンチョル国家人権委員会委員長(左側)が10日午前‘世界人権宣言62周年記念式’が開かれたソウル、中区、乙支路のプレジデントホテルで‘大韓民国人権賞’民間部門団体賞を与えようとした瞬間、カン・ジェギョン仁川障害者差別撤廃連帯執行委員長が‘ヒョン・ビョンチョル国家人権委員長は辞退せよ!’と書かれたミニ横断幕を持ち、受賞を拒否している。 キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr

国家人権委員会の‘2010大韓民国人権賞’受賞者に決定された仁川障害者差別撤廃連帯が10日「ヒョン・ビョンチョル委員長の人権委は賞を与える資格がない」とし受賞を拒否した。9日夜には人権委が主催した人権論文公募展で学生部最優秀賞当選者のイ・サンユン氏が賞を受けないことを明らかにした。

人権委員長団体部門表彰受賞者で選ばれた仁川障害者差別撤廃連帯はこの日午前、ソウル、中区のプレジデントホテルで開かれた‘世界人権宣言62周年記念式および人権賞授賞式’に参加したが、賞は受け取らなかった。

全国障害者差別撤廃連帯関係者は「人権委を独立的に運営できない人権委員長は授賞する資格がなく受賞を拒否した」と説明した。ヒョン委員長は授賞式現場で 「受賞拒否の話を聞いた。その方々の心は推し量り難い」と話したと伝えられた。

人権論文学生部最優秀賞当選者のイ・サンユン氏も「私の暗い胸の内より(人権エッセイ賞受賞を拒否した)キム・ウンチョンさんの勇気の方が明るかった」とし「私は希望の名前で受賞を拒否する。これらの光がヒョン委員長の退陣と人権委の正常化を作り出すだろうことを信じる」と明らかにした。

一方、世界人権宣言62周年のこの日、人権団体らはソウル、中区の人権委前で記者会見を行い、ヒョン委員長の辞退を繰り返し促した。先月15日、人権委の専門・相談委員61人が辞退したのに続き、この日も7人が追加で辞退意思を明らかにした。

ソン・ジュンヒョン先任記者 dust@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/453243.html 訳J.S