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国際労働団体ら、現代車非正規職ストライキ 連帯

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/452210.html

原文入力:2010-12-06午前08:03:08(1227字)

シン・ドンミョン記者

 正規職転換を要求する現代自動車蔚山工場社内下請け非正規職労組のストライキが21日目を迎えた5日、国際労働団体らまでが連帯を宣言した。全米自動車労組は6日午後(現地時間)米国、デトロイト現代自動車米国技術センター前で大規模集会を開くと明らかにした。

 全国金属労働組合はこの日、現代車蔚山工場正門前で記者会見を行い、国際金属労働組合連盟(IMF)と国際化学繊維労働組合連盟(ICEM),全米自動車労組など7ヶ国際労働団体が共同で送ってきた連帯支持声明を発表した。国際労働団体らは共同声明書で「非正規職労働者のストライキ闘争と不当な雇用慣行を正せとの要求に強力な連帯支持を表明する」とし、現代車側に△社内下請け非正規職労働者に対する暴力と弾圧を中断すること△団体交渉に直接出てくることを要求した。韓国政府にも 「企業偏向的行政を撤回し、公正な仲裁者役割に全力投球すること」を要求した。

 金属労組は「連帯支持声明を送ってきた国際労働団体の組合員数は計4500万人」としつつ「全米自動車労組は米国、デトロイト市にある現代車米国技術センターで大規模集会を開き、12日にはパブ キング委員長など労組幹部が韓国を訪問する予定」と伝えた。

 金属労組と現代車正規職労組である金属労組現代車支部、非正規職労組である金属労組現代車非正規職支会などの代表は4~5日、現代車支部事務室で会い現代車側との交渉およびストライキの強度調節など事態解決策を議論した。これら労組代表らは金属労組と現代車支部、蔚山・全州・牙山工場非正規職支会が共同で現代車側と特別交渉に出ようと意見を集約したが、交渉集中のためのストライキ強度調節に関する意見調整には失敗した。

 現代車非正規職支会は5日午後、全国巡回闘争団発隊式を開き34人の闘争団が6泊7日間の日程で全国の金属労組傘下事業場を訪問しストライキ状況を広報し連帯を訴える活動に乗り出した。非正規職家族対策委も6日からソウル、良才洞の現代起亜車グループ本社を訪ね抗議する上京闘争に出ることにした。

一方、現代車会社側は6日から非正規職労組員が占拠籠城中の1工場2~3階自動保存倉庫を経ずに、塗装工場から出る車体を直ちに1階の艤装ラインまで手動で連結する方式により1工場での生産を一部再開することにした。先立って現代車側は去る4日朝、1工場非正規職籠城者らの退去を要求し、フォーククレーンとハシゴ車などを動員し、籠城場の窓10ヶ余りを壊し、防ぎ立った非正規職および正規職労働者たちと激烈な衝突を起こした。 蔚山/シン・ドンミョン記者 tms13@hani.co.kr

原文: 訳J.S