原文入力:2010-12-06午前08:40:23(739字)
"今後の事態 予測できない"
ソン・ウォンジェ記者
北韓は5日、官営<朝鮮中央通信>‘報道’(声明、談話に次ぐ‘立場表明’の一形式)を通じ "傀儡どもの挑発的狂乱により朝鮮半島情勢は統制不能の極限状況により一層登りつめている" とし "北南間に全面戦争が勃発すれば、朝鮮半島だけでなく地域の平和と安全にも重大な影響を及ぼすことになるだろう" と主張した。
北側が先月23日‘延坪島砲撃’後、‘全面戦争’に言及したことは初めてだ。韓半島危機造成の責任を南側と米国にまわし、敏感な波紋を帯びた全面戦争の可能性を喚起することにより南側の追加的軍事行動を阻止しようとする意図と解説される。
通信はこの日 "委任により報道する" とし、南側の大青島と延坪島海上射撃訓練再開計画などを挙論した後 "今後、事態がどのように展開するかは誰も予測できない" と警告した。通信は誰の委任にともなう報道かは明らかにしなかった。
先立ってキム・ヨンイル北側労働党国際担当秘書 兼 国際部長は去る2日、カンボジア、プノンペンで開かれたアジア政党国際会議6次総会演説を通じ 「延坪島砲撃は南朝鮮が我々の領海に数十発の砲射撃を加えたことに対するわが軍の自衛的対応措置」だったと主張したと<朝鮮中央放送>が5日 伝えた。キム秘書は「我々は北方境界線(NLL)を認めたこともなく、今後も永遠に認めないだろう」と付け加えた。 ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: 訳J.S