原文入力:2010-12-05午後08:42:12(1209字)
延坪島・ペクリョン島は除外…キム国防 "なるべく早く再開"
イ大統領 "将軍らが緊張すべき…国防改革 直接関与"
クォン・ヒョクチョル記者、ファン・ジュンボム記者
延坪島事態以後、南北の軍事的緊張が先鋭化する中で、6~12日に西海5島の大青島近海と東海、南海など計29ヶ所で海上射撃訓練を行う予定だと合同参謀本部(合参)が5日明らかにした。南側の同時多発的海上射撃訓練を契機に南北の軍事的衝突が再演されることにならないかとの憂慮が高まっている。
合参が計画した射撃訓練区域を見れば、西海は大青島西南側海上と格列飛列島をはじめとする16ヶ所、東海7ヶ所、南海6ヶ所だ。合同参謀関係者はこの日 「海軍艦艇が大青島南西側海上で南西側方向へ射撃訓練を行う」と明らかにした。今回の射撃訓練区域に延坪島とペクリョン島付近は入っていない。
だが、軍当局は11月23日に北韓軍の砲撃により中断された延坪島射撃訓練をまもなく再開する方針であることを繰り返し明らかにした。キム・クァンジン国防長官は4日午後の就任式の後、延坪島を訪れ 「(延坪島)射撃訓練はまだ時期は決定されていないが天候が許せば諸条件を考慮してできるだけはやく実施するだろう」と明らかにした。軍当局は住民安全問題、気象条件などを考慮し延坪島射撃訓練再開時点を決める計画だ。
李明博大統領は4日午前、キム長官に任命状をあたえる席で 「最新武器や新しい武器よりはるかに至急なことは軍の精神力であり、軍らしい軍隊」だとし「将軍たちがさらに精神武装をして、さらに緊張してこそ将兵も緊張することになり、将兵から尊敬も受けられる」と強調したとキム・ヒジョン大統領府報道官が伝えた。
イ大統領は特に国防改革と関連して「必要な改革、緊急な改革は断固としてしなければならない」として「新しい長官が国防改革を通じて軍を軍らしい軍隊にしなければならず、私が直接関わる」と強調した。軍内部では‘国防改革に直接関わる’というイ大統領の発言に敏感な反応を示し、強く緊張している雰囲気だ。
キム国防長官も4日、就任辞で‘官僚的風土とマンネリズム刷新’を話題に投じ、強力な軍改革意志を強調した。軍内部ではイ大統領とキム長官のこういう所信が今月中旬に予定された軍将軍人事に影響を及ぼし、人事幅が予想より大きくなりうるという観測が出ている。当初、将軍人事の時 合同参謀議長や陸海空軍参謀総長など大将級人事は予定になかったが、北韓の延坪島砲撃対応責任を問い大将級問責人事があり得るということだ。
クォン・ヒョクチョル、ファン・ジュンボム記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S