原文入力:2010-12-02午後09:00:36(861字)
南北対峙機会を利用し西海5島で数百隻 不法操業
キム・ヨンファン記者
北韓の延坪島砲撃以後、南北が対立している合間を利用し、本格ワタリガニ漁季節をむかえたペクリョン島・大青島など西海5島近隣海域に中国漁船 数百隻が集まり総ざらい操業をしている。
2日、海洋警察庁と漁民たちの話を総合すれば、仁川、甕津郡、ペクリョン島・大青島など西海5島近隣の西海北方境界線(NLL)周辺海域に中国漁船が一日に200隻余りずつ群がり操業している。去る1日には中国漁船193隻が我が国海域でワタリガニなどを捕獲し、2日午前にはペクリョン島近隣海域に107隻、大青・小青・ピオブ島周辺海域に66隻、オン島周辺30隻など計203隻が大挙集まり操業中の場面が海上警察に観測された。
海上警察関係者は 「北韓の延坪島砲撃以後、中国漁船らが群れを成してペクリョン島と延坪島の間の西海北方境界線南北を行き来し操業する姿が目撃された」と話した。海上警察は1000~3000t級警備艦艇4隻などを投じ、我が国海域に入ってきて操業する中国漁船を取り締まっている。
中国漁船らは北韓軍の延坪島砲撃以後、南北間対立状態で我が国漁船らの出漁が統制され、取り締まりが手薄になった合間を利用し、西海北方境界線南側まで越えてきて不法操業をしていると伝えられた。砲撃直後、延坪島漁民らはワタリガニを獲るために近隣の海に設置した漁網をそのまま置いたまま仁川などへ待避している。
甕津郡は2日、延坪島南側の‘延坪漁場’に下した操業統制を延坪島砲撃10日ぶりに解除したが、この日に実際の操業はなされなかった。甕津郡は先月末で終わった操業期間を今月末まで一ヶ月間延長した。
仁川/キム・ヨンファン記者 ywkim@hani.co.kr
原文: 訳J.S