原文入力:2010-11-26午後10:48:15(1377字)
非正規職ストライキ 12日目
労組員 4万5千人余り 2時間ずつ…起亜車も参加
金属労組委員長など集まり特別交渉 議題 論議
使用側、相変らず対話拒否…40億 追加 損害賠償訴訟も
シン・ドンミョン記者
正規職転換を要求する現代自動車蔚山工場非正規職労組のストライキが12日目に入り込んだ中で、正規職労組が26日‘残業拒否’で連帯に出た。正規職労組が声明書発表や物品支援の他に直接操業に影響を及ぼす行動で非正規職労組に連帯の意を示したのは今回のストライキ局面で初めてだ。
現代車正規職労組の全国金属労働組合現代車支部はこの日、蔚山工場をはじめ全州・牙山などすべての工場で組合員4万5000人余りが昼・夜間組 2時間ずつ残業を拒否するようにした。残業拒否は去る22日、金属労組の定期代議員大会決定に従ったもので、現代車の他に金属労組起亜自動車支部も昼間組残業を拒否するなど、全国大部分の金属労組事業場に一斉に広がった。金属労組と現代車支部はこの日を‘正規職-非正規職 共同行動の日’として決め、午後5時に昼間勤務組が残業を拒否した後、現代車蔚山工場正門前で1000人余りが参加した中で正規職-非正規職共同集会を開いた。
パク・ユギ金属労組委員長とイ・ギョンフン現代車支部長、イ・サンス、カン・ソンヒ、ソン・ソンフン現代車蔚山・全州・牙山工場非正規職支会長はこの日午後、蔚山現代車支部事務室で現代自動車側に要求することにした特別交渉議題と交渉団構成方案などを議論した。これらは24日△告訴・告発および損害賠償訴訟などの解決△籠城に参加した非正規職の雇用保障△不法派遣交渉対策などを交渉議題に定めたが、多数の非正規職労組員らは‘正規職転換’要求が議題から抜けたことに反発している。
現代車側は「工場占拠籠城解除が先行するならばシート事業部の社内下請け業者廃業問題と関連して対話できる」としつつも「正規職労組でない社内下請け労組との協議には応じられない」という従来の態度を守った。現代車はこの日、追加でイ・サンス蔚山工場非正規職支会長など27人を相手に40億ウォンの損害賠償請求訴訟を裁判所に出した。これで非正規職労働者65人が現代車ストライキ史上最大規模の100億ウォンを弁償しろとの訴訟に直面することになった。
現代車非正規職労組員500人余りは蔚山1工場で12日目の占拠籠城を行い、300人余りも蔚山工場前正門などで集会と座り込みを継続した。全国民主労働組合総連盟と金属労組は27日午後、現代車蔚山工場付近の太和江駅前で全国労働者大会を開き現代車蔚山工場まで街頭行進を行う予定だ。
一方、この日午後 蔚山警察庁を訪問したチョ・ヒョノ警察庁長官は、キム・スジョン蔚山警察庁長官との懇談会で「現代車非正規職ストライキ事態は労使自律解決を原則として接近しなければならない」として「警察は中立を守るものの不法行為には法に従い処理しなければならない」と話した。
蔚山/シン・ドンミョン記者 tms13@hani.co.kr
原文: 訳J.S