原文入力:2010-11-24午前10:09:20(1175字)
カン・ホドン副社長 通信文で "4~5年目 4000万ウォン" 主張
実際は4年目 3100万ウォン余り "嘘で世論 糊塗"
シン・ドンミョン記者
←北東気流の影響で雨が一進一退した後、きれいに晴れた23日午後 蔚山市、北区、楊亭洞の現代自動車蔚山工場の上に虹がかかっている。 蔚山/キム・ミョンジン記者
現代自動車が大法院判決趣旨にともなう正規職転換を要求する社内下請け非正規職労組のストライキと関連して、正規職社員家族らに社内下請け労働者の年俸を膨らませて広報した事実が明らかになった。
カン・ホドン現代車代表理事副社長は22日、非正規職労組のストライキと関連して社員らの家庭に送った通信文を通じ "社内下請け勤労者4~5年目の平均年俸は4000万ウォン水準" としたが、23日 国税庁の非正規職労働者所得金額証明を確認した結果、事実ではないことが明らかになった。
2005年現代車社内下請け業者に入社し、昨年4年を勤続した社内下請け労働者K氏の所得金額証明を見れば、昨年の年俸が3142万6206ウォンであり、カン副社長が明らかにした金額と800万ウォン以上の差異が生じた。2002年に入社し昨年7年を勤続したN氏の昨年年俸も3461万8730ウォンであり、カン副社長が明らかにした4~5年目年俸にもはるかに至らなかった。
K氏は「夜昼対面交代勤務の上に、残業と特別勤務を漏らさず仕事をして年俸3000万ウォンを少し超えて受け取る」として「会社側が主張する4~5年目年俸4000万ウォンは嘘」と話した。
一方、現代自動車が去る8月に大韓商工会議所に提出した直営および社内下請け人件費資料を見れば、社内下請け労働者の平均勤続年数が4.1年なのに、これに該当する社内下請け労働者の年俸は3793万4332ウォンで、同じ勤続の正規職労働者(2006年入社)の平均年俸5181万7820ウォンと比べて73%水準だった。
これと関連して全国金属労働組合現代車非正規職支部は 「この資料も実際に非正規職労働者が受け取る賃金ではなく、請負単価を基準としたもの」として「カン副社長がそれまで誇張し、とんでもない嘘で世論を糊塗している」と主張した。
これに対し現代車側は「大韓商工会議所人件費資料は昨年年俸を基準としたもので、今年の引き上げ分を考慮すれば4000万ウォンになりえる」として「個人により残業や特別勤務をきちんとせず、これに至らないケースもありえる」と話した。
シン・ドンミョン記者 tms13@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/450365.html 訳J.S