原文入力:2010-11-19午前09:07:45(853字)
10年間 3兆5千億 投資したが化学的酸素要求量 増加
ホン・ヨンドク記者
京畿道が去る10年間、八堂水質改善のために3兆5千億ウォンの漢江水系基金を注ぎ込んだが、最近4年間 八堂湖の水質を表す化学的酸素要求量(COD)がさらに悪くなるなど、水質環境改善に格別の効果を得られていないことが分かった。
京畿道議会クォン・オジン議員(民主・龍仁5)は18日、八堂水質改善本部に対する行政監査で「京畿道が2000年から八堂の水質を改善するとし、10年間に環境基礎施設と土地買収などの事業に3兆4823億ウォンを投資したが、八堂湖の化学的酸素要求量は逆に一層悪化した」と指摘した。八堂湖の化学的酸素要求量は2000年3.2ppmだったが2006年3.3ppm,2007年3.6ppm,2008年3.8ppm,2009年4.0ppmを記録するなど毎年悪化した。
クォン議員は「これは京畿道が実績を満たすことに汲々としたあげく、八堂湖周辺の汚染施設用地を買いとるより林野や田畑を買い入れたため」と指摘した。実際に2000年から昨年9月末まで、漢江水系基金5200億ウォン余りが漢江流域867余万?の土地買収に使われ、買収土地の内 57.8%にあたる501余万?が林野、20.0%にあたる173余万?が田と畑だった。反面、水質汚染に最も影響を及ぼす工場は1%に過ぎない8万6千余?、畜舎は1.6%である14万1千余?、宿泊・飲食店は5.3% 46余万?に終わった。
クォン議員は「京畿道が買い入れる林野まで河川から500m以上離れたところが全体の40%を越えている」として「これは予算所要に汲々として実績づくり用に買収したため」と主張した。
ホン・ヨンドク記者 ydhong@hani.co.kr
原文: 訳J.S