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"東北アジア平和協力 能動的外交に出る時"

原文入力:2010-11-18午後07:44:24(1308字)
ハンギョレ-釜山国際シンポジウム開幕
"北韓との交渉 恐れてはならない"

イ・ヨンイン記者

←‘2010ハンギョレ-釜山国際シンポジウム’に参加した学者と専門家たちが18日午後、釜山、ヌリマルAPECハウスで討論している。左からヨハネス レゲンブレヒトゥ駐韓ドイツ大使館公館次席、キム・ソンボ延世大教授、姜尚中 東京大現代韓国研究センター長、チョン・ジェソン東北アジア歴史財団理事長、チョン・セヒョン前統一部長官、アン・ビョンウク カトリック大教授、チョン・ジンソン釜山教大教授. 釜山/キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr

ハンギョレ統一文化財団と釜山広域市が共同主催する第6回ハンギョレ-釜山国際シンポジウムが18日午後‘東北アジア共同体-和解、平和、協力’を主題として釜山、ヌリマルAPECハウスで開かれ、19日まで米国と中国、日本など国内外専門家たちが東北アジアの歴史和解および平和共同体構築方案などを議論する。

イム・ドンウォン ハンギョレ統一文化財団理事長はこの日、開会辞で北韓の核問題解決のための6者会談と関連して「恐れのために交渉をする必要はないが、交渉を恐れてはならない」とし「6者会談を媒介に東北アジア地域の平和協力が活性化することを切に願う」と話した。イム理事長は「中間選挙以後、バラク・オバマ米国行政府の積極的外交を期待する」として「同時に、変化する東北アジア情勢での韓国の能動的外交を待つ」と注文した。

ホ・ナムシク釜山市長は歓迎辞で「今日、世界舞台では国家対国家間協力ではなく都市対都市間協力が新しいキーワードに浮上している」として「釜山は日本、福岡地域と超広域経済権を推進するなど日本、中国をはじめとする東北アジアの色々な都市と内実ある協力関係を形成していっている」と紹介した。

チェ・ジョンモ釜山広域市議会議長も祝辞で「韓半島と東北アジアの不安定要因を解消し、共存と共生の哲学を基盤に和解と協力の気勢があふれるよう知恵を集めなければならない」と強調した。

開幕式に続き‘東北アジアの歴史和解-争点と展望’という主題で開かれた第1セッションで、発表者として出た姜尚中 東京大現代韓国研究センター長は「西ドイツの東方政策はドイツ統一のためにドイツ以外の(ヨーロッパ)地域の平和構築が必要だという観点を持っていた」とし「韓国と日本が協力することにより東アジア版東方政策が実現でき、そのためには日本が明確に過去の清算をしなければならない」と強調した。

19日午前には‘東北アジア平和共同体-争点と展望’(第2セッション),午後には‘東北アジア共生-繁栄と海洋協力’(第3セッション),‘東北アジア経済共同体-争点と展望’(第4セッション)を主題にシンポジウムが開かれる。

釜山/イ・ヨンイン記者 yyi@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/449466.html 訳J.S