原文入力:2010-11-15午前08:36:20(911字)
ヒョン・ビョンチョル委員長 独断運営 反発…今日 辞退書 提出
国家人権委員会のムン・ギョンナン、ユ・ナムヨン常任委員とチョ・グク非常任委員の相次ぐ辞退に続き、人権委が委嘱した専門・諮問・相談委員など57人が集団で辞退意志を明らかにした。ヒョン・ビョンチョル委員長の独断運営に反対し辞退を要求する声が高まる中で、政府側指向のキム・ヨンヘ弁護士を常任委員として内定した李明博大統領の人事に対する反発も広がっている。
人権委の専門・相談・諮問委員らは15日午前11時、人権委前で‘ヒョン委員長の辞退と人事聴聞会導入’等を要求する記者会見を行った後、辞退書を提出し委嘱状を返却する計画だと14日明らかにした。これらの人々はあらかじめ配布した資料で「ヒョン委員長はこの間とうてい委員長の言動だとは信じ難い歩みを継続してきており、これに抗議し常任委員2人と非常任委員1人が辞退するに至った」として「我々は人権委を守るために人権委を去る。人権委がいわゆる人権専門家という私たち57人に付与したすべての`職’を辞退する」と明らかにした。これらは続けて「イ大統領とヒョン委員長体制の人権委に何の期待もできないという判断を下すほかはない」と主張した。また、これらは「我々は一日も早くヒョン委員長が自身の誤りを悟り自主辞退することと、再び人権門外漢が人権委員長または、人権委員になれないよう人事聴聞会などの人事システムを導入することを要求する」と付け加えた。
これに先立ち先週には、前国家人権委員長2人を含む前職人権委員の集いと前職人権委職員の集いがヒョン委員長の辞退を要求した。また、法学者・弁護士334人、女性界など市民社会団体らの辞退要求に続き、去る11日には全国各地域の621ヶ人権・市民団体らがヒョン委員長の辞退を促す緊急声明を発表した。
ソン・ジュンヒョン先任記者 dust@hani.co.kr
原文: 訳J.S